お片付けに励んでいると、物に溢れていない家は実に過ごしやすいな、と実感し始める方も多いかと思います。
「もう、あのごちゃごちゃした空間に住む気はない!」と。
ですが、街に出ると、またはネットショップのサイトを見ていると
「これ欲しいな〜〜」と物欲が沸々と湧いてくる人も多いのではないでしょうか?
私も「これ、便利そうだな〜〜」とか「これかわいいな!」と物が欲しくなることがあります。
今回は、そんな時に私がどうやって物欲をセーブしているか、紹介します。
ちなみに、ここ数年は物欲はかなりコントロール出来ていると自分で思っていますよ。
浪費をしないようにするための思考
買い物をしたくなったときに、考えると財布の紐が硬くなるかも、という思考法です。
私は6番目の考えでかなり節約・貯金できました。
1. その物を手放す時のことを考える
物を手放す苦労は断捨離をしている人なら実感すると思います。
今の日本では物を手に入れるのはそれほど難しくありませんよね。十分なお金さえ持っていれば。
ところが、いざ手放すとなると、引き取ってくれる人を探すか、メルカリなどで売るか、ゴミとして出すなら分別しないといけないし、どうやって捨てるのか。不用品を処分するって、とても大変です。疲れます。
物はいつか手放す時がやってくるので、不要になった、壊れた、などで処分する時を考えるのです。
「あ、あんな面倒な思いはもうしたくないなあ」と本当にそれでも買う意味があるのか、自分に問いかけて、無駄にものを買わないようにしています。
2. 引っ越しを考える
私は一応、今のところ引っ越しする理由はありませんが、それでも人生、何が起こるかわからないもの。
もし、急に引っ越しをすることになったら・・・無駄に物が多いと引っ越しは大変ですよね。
いつでも身軽に動けるように断捨離を進めるとともに、物が増えないようにしよう!と物欲にブレーキをかけています。
3. 死んだ時を考える
人生、終盤に入って、「引っ越しなんて、もうありえない」と思う場合は、これ。自分がこの世にいなくなったら、残った物を誰かが処分しなくてはなりません。
友人のご主人が亡くなった時、彼の持ち物が多すぎて、物の処分に友人が大変苦労していたのを見たことがあるのです。
こんな思いは残される家族にさせたくないな、と思っています。
それに、ごちゃごちゃした部屋を残して死んでしまうのは、ちょっと恥ずかしいですよね・・・
4. どんなに安かろうと、割引だろうと、魅力的な品物だろうと、買わないのが一番の節約
将来を思って節約するケチな私はセールを見るとつい、「お得だ!」と何か買いたくなるのですが、無駄に支出したくないので、欲しいな〜〜と浪費したくなると
「待て!買わないのが一番お得!」
と自分に言い聞かせます。
実際、お金は使わないのが一番の節約ですよね。どんなにお得な商品があっても。
5. 物にお金を使うくらいなら、経験に使いたいから物は買わない
物はせっかく購入しても、いつ手元からなくなるかわかりません。
私はドイツにスーツケース1つでやってきて、スーツケースに入らなかった物は全て日本に置いたままでした。
訳があって日本の実家を取り壊すことになり、実家に残しておいたものは全て、一つ残らずなくなりました。
実家の取り壊しがなくても、外国に物を運ぶのはそれは大変なので、日本に残した物は処分されてしまったと思います。
それ以来、物は持っていても永久に自分の周りに置けるとも限らない、と思い、お金はできるだけ経験、自分の身につくことに使いたいと思っています。
6. 大きな目標を持つ
これは貯金をしたい人にとても有効だと思います。
私は若い時は「ヨーロッパ旅行をするんだ!」という目標を掲げて、無駄遣いをセーブしてかなり貯金を貯めることが出来ました。
(実行出来たのはいうまでもありません。その貯金でドイツに来ました)
その後も仕事道具である楽器をグレードアップしたくて貯金。
目標があると、つい浪費したくなっても、我慢が出来ます。目標は大きく自分にとっての夢、楽しい物が良いですね。
私は旅行、楽器と2つの大きな目標をクリアして、今は「老後を楽しく過ごしたい」と無駄遣いをセーブしています。

つい物欲に負けて物を買ってしまっても、手に入れた瞬間は嬉しくても、すぐにその喜びは薄れます。
それより、買った後に結局使わなかったという場合あると、それがとても悔しい!のです。
この「無駄に買ってしまった、失敗したなあ」という経験、どこかにメモしておいて、2度と同じ過ちをしないように気をつけるといいかも、ですね。
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