当サイトは記事内に広告を含む場合があります

広島県民だった私のお好み焼きの思い出

料理
この記事は約4分で読めます。

先日、友人が「年末に広島に旅行に行ったけれど、お好み焼きを食べ損ねたの。今日、東京に広島風お好み焼きのお店があるから食べてきたわ」と写真を見せてくれました。

懐かしいな〜お好み焼き。

広島にいる頃には特に好きでもなかったお好み焼き。他の食べ物の例に漏れず、簡単に食べられなくなると食べたくなるのが人間。

広島を離れてからは、広島に足を運ぶ度にお好み焼きを食べに行きます。

スポンサーリンク

近所に何軒もあったお好み焼き屋さん

元広島県民の私としてはですね、「お好み焼き」というと、いわゆる「広島焼き」とか「広島風」とか言われるものがお好み焼きです。

その広島風のお好み焼きというものは、家庭で作るのはとても難しくて、あれはお好み焼きのお店で食べるものだと思っていました。

というのも、私が小学生の頃は近所にたくさんのお好み焼き屋さんがあったのです。

私が住んでいたのは、小さな住宅地。あの頃の日本は人口が増えていた時だったから、地方の田舎だったのに高度経済成長期というのもあって、住宅が増えていました。

家の建て替えをした人も多くて、建て替えの時に家の一角にお好み焼き屋をするスペースを作り、一家の主婦がお好み焼きを焼いて売る、そんなお店が爆増中だったのです。

私の家の真向かいに一軒、小学校の同級生の友人宅もお好み焼き屋に。

お好み焼き、焼きそば、焼きうどんが食べたくなったらお店に行って食べる(お好み焼きに麺類を入れるから、お好み焼きやさんでも焼きそばや焼きうどんも提供していた)

これが普通だったのです。

shirousagi
shirousagi

同級生のお家には宿題を持って行って、お好み焼きを食べてから宿題を一緒にしていたわ

お好み焼きとはこれしかないと思っていた

物心ついた時からお好み焼きとは

クレープのように薄い小麦粉の生地の上にたっぷりのキャベツやもやしをのせて、さらに中華そば(うどん)の麺をのせて、豚肉がのっていて、卵ものせて、そしてあの「お好みソース」をたっぷりかけて食べる

ものだったのです。

それしかない、と思っていました。

お店でお好み焼きを食べる時は、目の前の鉄板で焼いてもらうので、どうやって作るのか大体わかります。

色々な材料をたっぷりと順番にのせて、重しを乗せて焼く。

こんなの家庭では出来るわけない!(と思っていた)

そんなある日、母親が「今日はお好み焼きよ」というので、

「え?あの作るのが大変そうなお好み焼きを作ることができるの?不思議だな〜でも楽しみだな〜」

と母親が作るお好み焼きが出来上がるのを楽しみにしていたら、出来上がったのはいわゆる「関西風」の具を生地と一緒に混ぜて焼くタイプだったのです。

shirousagi
shirousagi

全部一緒に混ぜて焼く、そばの入っていないお好み焼きがあるなんて知らなかったから

ちょっとショックだったわ

今の私がお好み焼きを焼くといえば、この具を生地に混ぜて焼くタイプのものです。

ドイツで広島県出身者に作ってもらったお好み焼き

ドイツに来て、たまに日本人に「広島出身?だったら広島風のお好み焼き焼けるでしょ?」と聞かれることがあるのですが、答えは

「焼けません!」ですよ。

shirousagi
shirousagi

だってあれは近所のお店で食べるものだったんだもの

なのですが、なんと、一度こちらで広島県出身の方から、あのいわゆる(だって、広島県人はあのお好み焼きを「広島焼き」とは言わない!)広島風のお好み焼きを作ってもらったことがあるのです。

あの時、「へえ〜これを家庭で作ることができるんだ!」と感動!

ドイツで手に入る食材で作ってもらったお好み焼き、とてもとてもおいしかったです!

そりゃあね、知っていますよ、今ネットで調べただけでも、あのお好みソースの有名メーカーさんも家庭で作れる広島風のお好み焼きレシピを紹介しています。

でも作ろうと思ったことは今まで一度もなかった。

なのですが…

最近、ちょっと「作ってみようかな?」と思っているのですよ、あのお好み焼きを!

うまく作ることが出来るかなあ?丁寧に時間をかければ出来そう!

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村

応援クリックをありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました