こんにちは、shirousagiです。
すでにアラカンなしろうさぎ、人生100年時代とはいえ、そろそろ「もしものことがあったら」と考え、出来るだけものを持たない暮らしにシフトしたいなあ、と片付けに励んでいます。
こうして今年1月から行っているイベント「1000個捨てチャレンジ」ですが、このチャレンジを行いながら気がついたこと。それは・・・
整理整頓が好き、得意だとモノが溜まってしまう!
という事実です。
モノを分類・整頓するのが好きだとモノは溜まる
我が家は皆さんにお見せできるほど綺麗で片付いているわけではありません。
なんといってもこの私、家事、それも掃除が大嫌い!なのですから。
なのですが、こんな私でも、散らかった部屋が苦手で、子供の頃からモノを整頓することが大好きでした。
私がこれまでに整頓してきたモノたち。これらには本当に、たくさんの時間をかけています。
コレクションした切手
何かをコレクションしている人は、たとえ、部屋自体は汚部屋であっても、そのコレクションは綺麗に整頓されている方が多いかと思います。
私は確か小学校3、4年の頃に、「趣味とは何?」から何かコレクションしようと思いたち、当時、多くの人がしていた切手収集にハマりました。
この時に「消印の入った切手100枚」といったものがとても安く買えたのを覚えています。
その100枚の切手はビニール袋に色々な外国の切手がごちゃ混ぜで入ったもの。
それを丁寧に国ごとやモチーフごとに分けて、アルバムに入れていました。

中学校に入学する頃には切手収集はやめてしまったので、ローマ字は読めても、まだ英語の知識がなかったはずです。
アルファベットで書かれた国の名前を読んで分類したり、ダブった切手を探して一箇所に集めたり、といったことを夢中になってやっていました。
しかも、コレクションした切手の整理を何度もやり直しした記憶もあります。
どれだけ、このコレクションの整理に時間を費やしたのやら。今でいうオタクですねえ。
アルバムにきれいに並んだ切手は、一体何枚になったのか?100枚のパックだけでも何度も買った(買ってもらった)記憶があります。
1000個捨てチャレンジ・39〜何かを収集することは良い事だと思っていた(いえ、悪い事ではないけど)
エアチェックしたカセットテープ
今やおそらく死語であろうと思う「エアチェック」。
音楽好きな私は、学生時代にレコードを買うお金がなかったので、ラジオ(FM放送)で流れるコンサートのライブ録音などをカセットテープに録音していました。(これがエアチェック)
その録音したカセットテープのケースには、統一したラベルを作り、ラベルの内側には曲名や演奏者名を書き込み、表には写真を貼り・・・
しかもカセットテープには分野ごとに番号をつけて、番号ごとにラックに並べ、見出しの文字は手書きだとキレイでないから、とアルファベットのシールを買い・・(今ならPCでラベルを簡単に作れますが)
カセットテープの整理整頓にも相当な時間を費やしました。
そのカセットテープも引っ越しの際に大部分を手放し、さらに、カセットテープそのものを使わなく、聴かなくなったので、残りもすべて手放しました。
楽譜・本
次に集めたのは、仕事を始めてから自分で自由に使えるお金ができてから、仕事のためにも必要となった楽譜です。
ピアノの生徒さんが初めて私のレッスン室に入ると、その楽譜の量にびっくりして、
「先生、これ、何がどこにあるのか、すぐに分かるの?」
と尋ねてきます。
これが、わかるんですよ。分野や作曲家ごとに並べるのが好きで、この点だけはキチンと並べるので
本や楽譜が山程あっても取り出しやすくしているから邪魔にならないのです。

写真に写っているのは私が所持している楽譜の一部・・・
CDも同様で、何枚あっても音楽分野やアーティストなどで分類して並べていたので、むしろ図書館のような居心地の良さ、だったのです。(自画自賛)
楽譜は大抵A4の大きさ、CDもボックスに入っているもの以外は同じ大きさ、というのが幸いして、どれだけ大量に持っていてもスッキリして見える、という点も良いですよね。(だから、どんどん買い足していた)
自分の理想の暮らしを思い描いてモノの数を管理しよう
趣味や仕事に必要なモノ以外でも、ハンカチとかタオルは綺麗に保管するのが得意(服は苦手)だったので、必要枚数を明らかに超える数の量を所持していました。
所持するモノの数は少なければ良い、というわけでもないですが、片付けられていると邪魔に感じないので、数多く持ちすぎていても、そのまま保管してしまう・・・
それが私でした。
ここは、
- どんな暮らしをしたいか
- どんなものは大量に所持しても良いとするか
この点をキチンと決めて、自分の持ち物を管理していかないと、いくら整頓されていても、もしものことがあった時、残された家族が、大量に残ったモノの処分で困ってしまいます。
モノを捨てるのって、無料ではないですしね。価値あるものは売ることもできますが。それでも、いつまで価値があるか?疑問です。(特に本やCDなど)
たとえ売れることになっても、手間をかけるのは残された人。仕事を残すことになってしまいますよね。
以前、一度記事にしましたが、
私は
- 楽器
- 楽譜
- 専門書
- CD
- うさぎのおもちゃ
は、必要以上、また、1年以上使っていないものでも保管してもOKとしています。これらは所持しているだけでも私の気分を良くしてくれます。
とはいえ、あまり価値のないもの、例えばコピーしたCDや本、プロモーション用のCDとか、は手放しました。
また、情報が古くて役に立たないものは、これからも手放す予定です。
いくら「持っていて気分が良くなる」といっても、所持している数が多すぎて、素晴らしい本が埋もれてしまったら残念です。
とはいえ、
整理整頓が出来ているものは、数を減らしても、家が綺麗になった気がしないんですよね・・・
むしろ、減らした方が空間が出来てしまって、「綺麗に並んでいたのに、ぽっかりと穴が空いてしまった」という感じもしないでもないのですが。
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