こんにちは、shirousagiです。
あまり大病をしない私ですが、ドイツに来てから、4度ほど病院のお世話(入院)になりました。
その4度、どの時もあまり自由に動けなかったのもあって、血栓予防の弾性ストッキングをはかされていました。
血栓って、血管に血の塊ができる、いわゆるエコノミー症候群です。
この血栓予防のストッキング、病院で看護師さんがはかせてくださったのですが、結構キツくて、はかせる方も一苦労。
毎回、ストッキングの履き替えでは申しわけないなあ、と思っていました。
また、履いている方も、ちょっと窮屈なんですよね。実は私、つい、脱いでしまったことも!
その昔、初めて入院した時は(まだ若くて28歳だった!)「なんでこんなものをはかなきゃならないの?」と少々不満。血栓ができる危険性があるから、と言われても「そんな、大袈裟な・・・」と軽く考えていたんです。
まあ、それでも履いていましたが。
血栓予防のストッキングってとても大事
なぜ、本日そんな血栓予防のことを書いているかというと、こんなツイートを見たからです。
コロナで自宅療養、ホテル療養の場合、絶対このソックスははくべき。入院したらはかされます
— Isseki Nagae/永江一石 2回接種済み (@Isseki3) August 17, 2021
コロナはもともと血栓ができるが寝たきりだと健康体でも膝下に血栓ができます。それが肺に到達すると肺血栓塞栓症になり命に関わる。わたしも目の怪我で1週間寝ていたらなりましたhttps://t.co/ZA5YLwY9zz
目の怪我で1週間ほど自宅にいた時、ほとんどベッドの上だった、という方。血栓が出来ていて、病院で発見されたからよかったものの、危ないところだった、とか。。
たった1泊2日の入院でも血栓予防のストッキング着用
飛行機で日本からドイツに飛ぶ時間はおよそ11時間。それでも、機内で座りっぱなしが原因で血栓が出来て、死亡することがあるのです。考えたら短期間でも寝たまま過ごす、動かないって、本当に体によくないのですよね。
実は昨日、夫が簡単な手術のために入院しました。
昨日の早朝に入院してその日に手術。翌日の午前中には退院して帰宅。
入院時間はわずか26時間。その間に手術や検査をしています。
それでも、血栓予防のストッキングは着用だったとか。
病院で履いていたのはこんな長いタイプ。(写真はamazonからお借りしました)
足の骨折で手術後、退院した後も血栓予防の自己注射
私の人生3回目の入院は、大腿骨骨折のためだったのですが、退院する時には杖をついて歩けるようになっていました。
毎日、朝にはベッドから出て、杖をついて家の中を歩いていました。それでも病院から
「これから1ヶ月間はこの血栓予防の注射を毎日1本するように!」と言われ、コロナワクチンよりずっと痛い注射を30日間続けました。

これがその注射。
これ、一人暮らしだったら自分でお腹に針を刺して打たなければならないのですよ。(それか、隣の家の呼び鈴を鳴らして、打ってもらう)
流石に私は自分のお腹(の皮下脂肪のあるところ)に針を刺すのがためわれたので、家族にしてもらいました。
30日間も毎晩注射するのは嫌だったなあ。その時はこの注射を誤魔化したかった!けれど我慢して打ってもらいました。
血栓ができてしまうことを考えたら、毎日の注射くらい・・・なんでもない!
軽視できない血栓予防!
というわけで、家でじっとしている方は血栓ができないように気をつけてくださいね!
入院中のストッキング着用や、退院してからの注射は「なんでするの?多少は動くのに!」と少々不満でしたが、それでも血栓ができてしまうよりマシ、ずっとマシです。
やはり、少しでも体が不自由になると、無意識のうちに動く時間が少なくなるかも。
本日の余談〜病院の夕食
余談ですが、病院に1泊2日した夫、夕食の写真を送ってきました。

「30年前と変わらないね」とメッセージ付きだったので
「そりゃドイツだもん」と返信しておきました。
そう、ドイツの夕食は毎日、こんなパンとハムとチーズと、それからちょっと野菜とかフルーツがあるかも、な退屈な食事です。
私が前回入院した病院と今回夫が入院した病院は違いますが、まあ夕食は同じようなもので。

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