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やはりドイツで寿司を注文するのはやめよう、と思った日

雑記
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ドイツにいても本格的な和食も食べられる街、デュッセルドルフ。

特にラーメンやお寿司ならドイツ人にも大人気なので、食べたいなあ、と思えば簡単に手に入れられます。

とはいえ、本当に美味しいお寿司となると話は別!

そう思いながら、何度も「残念だなあ」と思う寿司にあたりながらも、本日もレストランでお寿司をいただいたのですが・・・結論!「やっぱりお寿司は一時帰国の楽しみにとっておこう!」

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日本人も利用しているから、とお寿司を注文したけれど

今や街のあちこち、いえ、住宅街でも見かける「お寿司屋さん」(もはやレストランではなく、軽食とかお持ち帰りのみのスタンドまで)。

その多くは日本人経営ではないので、全く利用したことがありません。

が、今回出かけたのは、日本人も利用する、とあるレストラン。

最近、ボリュームのある食事が苦手になったから、この私としては珍しくお寿司を注文しました。

お寿司専門店ではなかったけれど、日本人もよく利用しているレストランだし、従業員にも日本人の方もいらっしゃるし、美味しいだろう、と期待。(日本人経営のお店ではない)

そして、今回も期待は裏切られてしまったのです!

shirousagi
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やっぱりお寿司は日本で食べよう!

ご飯が美味しいお店が滅多にない

和食が本当に美味しいレストランはデュッセルドルフにたくさんあります。

これまで何度もドイツでも美味しい和食を味わって来ました。

shirousagi
shirousagi

レストランの皆様、ありがとう!

私の人生で忘れられない食事のほとんどが、そういったドイツの和食レストランでの経験よ

なのですが、ご飯が美味しい!と思えたレストラン経験は少ないのです。

日本人経営のお店でも、よいお米を仕入れるのは大変なのでしょうか?

特に冷めてしまうと味が落ちるお米が多い気がします。

shirousagi
shirousagi

なので、お寿司にすると美味しくない!

魚の鮮度がどうしても落ちる

レストランでお寿司といえば、日本人の私としては、魚の切り身ののった握り寿司を食べたい!

ここで、私の幼少時の経験が相当な邪魔をしています。

私は瀬戸内の海岸で育ったのですよ。少なくともその当時は、私の育った町(村とも言える)ではめちゃくちゃ新鮮な魚が簡単に手に入ったのです。

しかもお安く!

子供の頃はその「とても新鮮なお魚」がどれだけありがたいか、など知らず、「どちらかというとお肉の方がいいな」などと思っていました。

その新鮮な魚の味、これが「普通の魚の味」だと思って育った私。実はお刺身の味にだけは舌がめちゃくちゃ肥えていたのです。(自覚してなかったけど。同郷の友人も故郷を離れてから気がついた、と言っていた)

私の実家は決して裕福ではなかったのです。どちらかといえば貧困の部類。

そんな家庭でも普通に食べられたお魚、お刺身だから、「これが普通の魚の味」だと信じていたのです。今も信じているけれど。

子供の頃に慣れ親しんだ味がこれだと、大人になってからドイツの刺身、お寿司を食べると

「なにこれ?この魚、味がない!」

shirousagi
shirousagi

ドイツは海に囲まれていないのよ。

新鮮な魚なんて…

がっかりするくらいなら別のものを食べよう!

ご飯が美味しくなくて、お魚の鮮度が落ちる!

これでは美味しいお寿司にありつくのは奇跡です!(ドイツの和食レストランの名誉のためにも申し上げますが、美味しいお寿司を提供してくれるところもあります。最近の輸送技術も素晴らしい)

日本ですら、あの瀬戸内の新鮮なお魚にはなかなか巡り会えないというのに。

食事って、無意識にでも、口に運ぶ時にすでに「これまでの経験から知っている味」と比べて食べているってこと、ありませんか?

私の人生の最初に何年にもわたって経験した「お魚の味(特に刺身)」は、新鮮で美味しいお魚だったらしくて、ドイツに来てからお寿司を食べては、がっかりしています。

もう、お寿司や刺身は日本に帰った時のお楽しみにすることにしよう!

shirousagi
shirousagi

やっぱりここドイツではソーセージを食べることにするわ

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