こんにちは!ドイツに住み始めて早くも30年以上になってしまったshirousagiです。
ドイツの食事といえば、お肉。それも豚肉!
ドイツの食卓から肉を消すと食べるものがなくなってしまうのではないか?と思うくらいなのに、現在は環境問題から肉の消費量を少なくしよう!という動きが盛んですよね。
先日、こんな記事を読みました。
ベルリンの大学の食堂のメニューからは、肉料理がほとんど消える!
Mensa(学食)では月曜日にはお肉がない!
ベルリンの大学の学生食堂では、来る冬学期(Wintersemester・冬ゼメスター)から
月曜日のメニューはお肉なしだよ〜〜!
と、決定したらしいです。
この肉なしメニューを広げていって、近い将来は
学食で提供する食事のうち、お肉や魚を使ったものはたった4%
にするのだとか。
たった4%? え?あのお肉大国ドイツで、肉の入った食事がほとんどできないの?
しかも、あの北国ベルリンだよ?
お肉を使わないヴィーガン用の食品の導入が盛んなドイツ
確かに、ドイツって、環境問題となると、気が狂ったように反応する国だけど、そして、動物が好きな国だけど。
ヴィーガンの食品や飲み物を導入している割合が、世界でも最も高いらしいです。
こんなデータがあります。
(データはこちらから)
2017年7月から2018年6月までのヴィーガンの食品、飲み物導入の割合です。
世界でもヴィーガン食品の取り扱いが多い国ベスト10らしく、その中でもドイツが1位!(さすが、すぐに気が狂うドイツ人!)
しかし、ドイツ、イギリス、アメリカって、食事の味にはうるさくない国、世界トップ3のような気がする・・・
ヴィーガンの人が増えている国ドイツ
世界的にヴィーガンってトレンドですね。ドイツでは徐々にヴィーガン、または菜食主義の人が増えています。
理由は牛や豚を育てるのにたくさんのCO”を排出するので、環境によくない、と認識し始めたからとか。
昨年、2020年はコロナ禍というのもあってか、肉の消費量が減ったそうです。
ドイツでヴィーガン、または肉を食べないと主張する人は
2015年には85万人 だったのが 2020年には113万人
と、増加しています。これからも増加するだろうなあ。
もともと日本人よりずっと多くの肉を食べていたドイツ人だから

野菜を多く食べよう、野菜から出来たものを食べよう!というのは、ドイツ人と比べるとずっと野菜摂取量が多い日本人にはありがたくて、これでドイツ人と一緒の食事でも、野菜が食べれる!と嬉しいのです。
が、野菜料理のレパートリーが少ないドイツのこと、肉を使っていないソーセージとか、そういう製品がよく売られているのですが・・・
それらが美味しくない!!
数年前に、興味がてら肉を使わないソーセージって食べたけれど、まずかった。あれからソーセージもどきは食べていないので、今売っているのは少しは美味しいのかな?
(こういった商品。美味しいのかな?)
3年前に日本人の友人が70歳になり、誕生パーティーを盛大に行いました。その時、真向かいに座ったドイツ人男性がヴィーガン。パーティーの食事は特別にヴィーガン用のお弁当を作ってもらっていました。
ヴィーガンでない私たちが食べたパーティーの食事は、パーティーサービスからデリバリーのビュッフェで、メインはローストビーフ!
エビの入ったサラダや魚の入ったスープもあって、とてもおいしかったです!
ヴィーガンの人のお弁当は、綺麗な弁当箱に入っていましたが、1段目は稲荷寿司ばかり、2段目は野菜料理。
どうみても、ローストビーフやスープには勝てない!
やっぱり美味しいもの食べたい!するとお肉や魚も少しは食べたいですよね。
人間って、やはり罪な生き物なんですよ。

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