こんにちは、ドイツに住み始めて早くも30年以上がたってしまった、shirousagi(@shirous79229247)です。
この30年間の楽しみは一時帰国でした。
毎年1年に1回、主に夏休みを利用して1ヶ月程度の帰国。
これだけが楽しみで生きている、と言っても過言ではないほど。
一時帰国のために11ヶ月のドイツ生活を我慢していた!
1年に1回の一時帰国のために、残りの11ヶ月は「節約!仕事!」に励む毎日です。
毎年、一時帰国からドイツに戻ると「あ〜〜あと11ヶ月の我慢か」と、次の帰国へ向けてのカウントダウン開始。
ドイツでの11ヶ月は、ひたすら仕事と節約の毎日です。
レストランへ行きたいな、と思っても、一時帰国資金のために我慢。
仕事が辛いな、と思っても、一時帰国で遊ぶお金を稼ぐために我慢して仕事!
帰国が近づくと「わ〜〜い、あと1ヶ月で日本だ!」と大喜びです。毎日「あと〇〇日で日本だ!」これが生き甲斐。
そして、日本では
- 毎日レストランなど外食かテイクアウト
- 欲しいと思ったものは速攻で購入
- ドイツでの11ヶ月に「次の帰国での買い物リスト」制作しているので、その買い物
- せっかくなので、観光旅行にもバンバン行って、お土産も買う
- JR乗りまくり、ホテル利用しまくり
- etc—
と、周りの人には「この人、裕福なんだな〜」と思わせるくらいの散財っぷり!
これ、きっと在外邦人の方にはわかっていただけると思うけど
なんたって、他の人が12ヶ月かけてゆっくり消費する分を、1ヶ月で消費するのですから、そりゃ、「裕福」に見えるかもね。(あくまで私の場合)
年間トータルで見ると、さほどお金使ってないのよ。
だって、ドイツにいると、それほど欲しいものが周りにないんだもん
日本行きのために、ヨーロッパ旅行もほとんどしてないし。
この3年、帰国していないのに、生きているのが不思議
そんな私ですが、前回日本からドイツに戻ったのは2019年の1月です。
ということはですよ、約3年も日本に飛んでいないのですよ。
3年よ、3年!
そりゃ、友人で10年以上一時帰国していない人もいるけれど、私の人生の楽しみは一時帰国だったのに!
2020年は3月に一時帰国の予定でした。が、ご存知の通り、コロナで日本行き断念・・・(涙)
気がついたら、3年も日本に行っていない!
なのですが、負け惜しみでもなんでもなくて、この3年、あまり「日本に飛べなくて悲しい〜〜苦しい〜生き甲斐がない〜」と思わなかったのです。
ロックダウンも「窮屈だ!」と思わなかったのです。
だから日本に3年行かなくても生きてる
日本に行けなくても、自由に外出できなくても、人生が楽しい〜と思っている理由は
- ネットがあるから(日本語でのコミュニケーションツール!付き合ってくださる皆様、ありがとう!)
- お金さえだせば、かのデュッセルドルフでは和食が食べれるから
- 50代も後半になって、そろそろ体力的に旅行がきつく感じられるようになったから
そうです、歳をとるのも、体力がなくなるのも、悪いことばかりではない!
これまで毎年日本を駆け回ったしね、
今だと「旅行もいいけれど、グータラしたい」と思うのよ。
家に篭って楽したい。
だから、若い人には旅行をすすめたい
と、ここまで書いて、やっとタイトルの件です。
そう、若い人に伝えたい。出来るものなら、若いうちに旅行して欲しい、色々体験して欲しい!
まだ、私も行ってみたい場所、国、街があるし、やってみたいこともあります。
でも・・・
若い時にやった、夜行列車(寝台ではない)に乗る=今やれと言われてもやる気ない
駅で長時間待つ=無理無理無理!
日本へのフライトで、外国の見知らぬ空港で乗り換え=今は出来るだけ直行か、日本国内乗り換えにしたい
ユースホステルの利用=ホテルでないとやだ!
そうです、人間も歳をとると、お金払うから贅沢させて!になる。なんたって、移動が疲れる。
そして、「旅行より、家にこもりたい!」になる・・・(かも)
旅行にはトラブルもつきものだしね。若いうちだと列車が遅れても、飛行機が飛ばなくて、空港で待たされても、それほど苦痛にならない。
なのに、自由に旅行ができない今。特に若い人には、本当に気の毒だと思うのよ。
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