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「ピアノの森」を一気に再読した〜ショパンコンクールが終わったし

「ピアノの森」 読書
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今年2021年10月にワルシャワで開催された「ショパン国際ピアノコンクール」。

日本人が多く参加して、2位に反田恭平さんが入賞されたので、日本のテレビなどメディアでも話題になったようですね。

4位に反田さんと幼馴染の小林愛実さんが入賞して、漫画「ピアノの森」のようだと騒がれたとか。

そのショパンコンクールが終わって1ヶ月以上経ちましたが、まだ今年のコンクール関係の話をよく耳に、目にします。

そんなこの頃、思い出した!

私、「ピアノの森」全巻もっているじゃん!

shirousagi
shirousagi

紙の本をしばらく手にとっていなかった!

久しぶりに全巻読んでみたのよ。

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コミックス「ピアノの森」全26巻を日本から運びました

というわけで、「ピアノの森」です。

最近だと、2018年にNHKでテレビアニメとして放送されていますね。

「ピアノの森」の原作は一色まことさんの漫画です。1998年から2015年まで連載されていたそうで、不定期連載とはいえ、長期間だったのですね。

私はこの漫画の存在を、日本に一時帰国中に立ち寄った本屋さんで知りました。

いつだったか、もう覚えていないのですが、まだコミックスで5巻目が出たばかりの頃でした。

いわゆる青年向け漫画雑誌に連載された漫画だったので、一色まことさんの名前も聞いたことがなく、ただ、タイトルの「ピアノの森」のピアノという単語に引き寄せられて・・・

shirousagi
shirousagi

ピアノが出てくる漫画?
ドイツに戻ったら買えないし、今買うしかないでしょ!

最初は2巻目まで買って、次の年には3巻目から数冊・・・と毎年の帰国の度に買い足して、全26冊ゲットしました!

shirousagi
shirousagi

買い始めた頃は、まだ電子書籍が普及していなかったから、紙の本を買ったのよね。

紙だと、日本にいるうちに買わなきゃ、と必死だったわ。

「ピアノの森」は数年にわたって読んだけれど、一気に読む方が面白い

日本に帰国して、本屋さんでそれまで出版された「ピアノの森」のコミックスを買って、日本滞在中にパラパラと読み、ドイツに持って帰って、本棚に並べる・・・次の年も同じように続きの巻を買って、読んで、持って帰って・・・を数年繰り返して、最終回の話まで読みました。

そう、確かに全部読んだ。ストーリーも大体覚えている!(と思った)

最終巻の26巻目を買ったのが2016年なので、あれから5年です。その間、実は一度も手に取ってない!

最終回の話を読み終えてから5年。一度も手に取ってない!

shirousagi
shirousagi

ショパンコンクールも終わったことだし、久しぶりに読んでみようかな〜〜?

ここで、私の記憶力の悪さが大メリットに!

一度読んだはずなのに、内容を覚えていない!

shirousagi
shirousagi

新鮮な気持ちで楽しく読めたわ。

忘れるって、いいわね

大まかなストーリーは、ありふれている

「ピアノの森」のストーリーは、ネットでもあちこちに書かれていますが、超簡単に書くと

最低な環境で育った主人公が素晴らしいピアニストになりショパンコンクールに出る

というサクセスストーリーです。

ピアノ以外でも、スポーツでも、他の楽器でも、バレエでも、ありますよね。

不遇な主人公が、誰かの助けと本人の努力で成功を勝ち取る!というストーリー。

少女漫画で育った世代には、絵が雑に見える

おそらく私と同年代の方だと、中学、高校の時に少女漫画を大量に読んでいた、という方も多いと思います。

私も小5の時から漫画大好き!で、暇さえあれば読んでいました。

で、ですよ、少女漫画って、絵が丁寧なものが多くありませんでしたか?

丁寧な絵に慣れているせいか?この「ピアノの森」を読み進んでいて、絵が雑だとちょっと気になりました。とはいえ、少女漫画チックな大きすぎる目、とかなくて、リアルな感じなのは良いですが。

26冊のうちの半分を占めるショパンコンクール

「ピアノの森」を、今回一気に読んで、びっくりしたのは

私は、この漫画の大半を占める、ショパンコンクールの最中の内容を覚えていなかった!こと。

今回、一気に読んで気がついた!

  • コンクールの描写が素晴らしい
  • コンクール中の漫画の登場人物の成長っぷりが素晴らしい
  • 登場する人々が素敵
  • どのコンテスタントも素晴らしい!

12巻目で既に予備コンクールの話。そして、13巻目では、主人公のカイはワルシャワに行き、コンクールが始まるのです。

コンクールの結果は25巻目の最後。

回想シーンがあるとはいえ、コンクールだけで13冊!(コミックスで、の話)

この「ショパン国際ピアノコンクール」について、本当に詳しく書かれています。

反田さんや小林さんにショパンの解釈を指導されたことがある、ショパンの音楽に詳しい下田幸二さんがこの漫画の音楽監修もされています。

そして、その下田さんが書かれた、「ピアノの森」でコンクールに登場する人物へのインタビュー記事もあって、それがいかにも本物のようで、なかなか面白かったですよ(2回ほど)

(ついに文庫版も出たのですね。私が持っているのはB6判で全26巻。運ぶのが本当に大変だったわ)

私はNHKのテレビアニメは見ていないのですが、2007年に公開された映画のアニメ「ピアノの森」は見ました。

これはショパンコンクール以前の話だけですが、絵が綺麗で、音楽も素晴らしかったのを覚えています。

ちょうど日本に帰っていた時に、公開された(封切・2007年7月21日、夏休み映画ですね)ので、久々に映画館に行ったっけ。

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