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年を取るのは悪いことばかりではない〜年をとって楽になったこと

読書
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50代に入ってから、「私って、何歳だっけ?」と、生まれた年を思い出して計算しないと自分の年齢がわからなくなったshirousagi(@shirous79229247)です。

大袈裟な、と思ったそこのあなた、若い!

いや、本当に「私って、57歳?58歳?何歳だっけ?」というレベルです。

shirousagi
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月日が流れるのが早過ぎるのよ。

特に女性にとっては、「年を取る」ということは悲しいことのように思えるかもしれません。

が、実際に50代になってから、年を取るのも悪くないなあ、と思うことが増えました。

そんな本日は、50代以上の方にお勧めしたい、こんな本を読みました。

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣(中村恒子・奥田弘美)

同意することが多かったので、著者の中村恒子さんもおっしゃっている内容と私の思うことを紹介します。

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50代、60代以上になったら楽になったこと

本音を言うと、

若い、綺麗な生徒さんがレッスンを卒業する時に「記念に一緒に写真を撮らせてください」などと言われるものなら、嬉しい反面、「こんなに若くて綺麗な子の横で、この老けた顔を晒すのは嫌だな」と思います。

「シミ、シワがなかったら、YouTubeで顔出しでも恥ずかしくないのに、これではだめだわ」と残念に思います。

生徒のためにピアノ動画を作ると、手のシワが目立って、悲しくなります。

でも、年を取ることも悪いことばかりではないのです。

1. 今更肌にシミが出来ても気にしない!

一応、シミができないようにする日焼け止めクリーム、シミを薄くする効果のある美容液を使っています。

でもね、疲れていて「肌のお手入れしたくないな〜」と思う日があっても「まあ、この肌を使うのもあと何年かしら?将来のために今を我慢することは、もうあまり必要ないわね」と、堂々と肌のお手入れをサボっています。

こんな怠惰なのって、私だけかな?と思っていたら、日本にいる同年齢の友人も「日焼け止め忘れちゃったけど、この年になると以前みたいに悲しくないわ」と。

暑いのに、日焼け止めのための手袋をする、とか、日焼けでできるシミを恐れて、外出したくてもしない、と言った我慢からはさようなら〜です。

2. 体力がなくなるので、旅行に行く気にもならない

コロナ禍で旅行が自由に出来なくなりましたよね。若い人たちには本当に気の毒だと思ってしまいました。

ここにも書いたけれど、旅行好きだった私が、この2年間、ほとんど旅行出来なかったのです。でも、それは残念だったけれど、それほど悲しいことでもありませんでした。

そして、欲もなくなるのです。残りの人生は穏やかに過ごせれば、それでいいな〜〜と。

図々しい人にはなりたくないけれど、我慢ばかりせずに残りの人生を楽しもう!と思えるようになるのが50代、60代だと思います。

夜更かししたくても出来ないし、たくさんお酒を飲みたくても飲めなくなっているから、我慢しなくても割とちゃんとした生活できるような気もしますが。

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣

この本は、先日紹介した、聴き放題になった「Audible」にも入っています。

お医者さんである著者お二人の会話形式で書かれているので、読みやすく、オーディブルで聴くのも楽しかったですよ。

年をとって、いつかはあの世に行くとわかっていても、なんだか不安だなと思う方にお勧めしたい本です。(レビューにもあったけれど、認知症に関しては記述がないのがちょっと残念です)

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