ミニマリストやシンプルライフに関する映画といえば「365日のシンプルライフ」、「100日間のシンプルライフ」。
(公式サイトはこちら→「365日のシンプルライフ」、「100日間のシンプルライフ」)
日本では2020年12月4日に公開された映画「100日間のシンプルライフ」へのコメントを依頼された、文筆家・藤岡みなみさんが、自分でも実際にやってみたくなって実行した、そのドキュメントと感想が書かれた本がこれ。
100個のものを増やす様子は、藤岡さんがtwitterやnoteで既に発表されていたのですが、私はそれを知らなかったので、
「増やすミニマリストってなに?」と思ってこの本を読み始めました。これが結構面白かったです。
こういった、「所持品0から1日1つだけアイテムを増やしていく」と言う実験(?)は、YouTubeでも実行している人がいますね。私も見たことがあります。
映画は見てみたいな〜と思いつつ、まだ見たことがないのですが。
その時は、私が見たのは男性が所有物0からの生活にトライしていたからか?あまり「面白そう!」と思わなかったのです。
が、藤岡みなみさんの著書を読んでいると、「そういえば、私はこうだったなあ」とか、「私だったら、これを持ってくるかな?」とか、妄想がどんどん膨らんできました。
「もし、この実験をできる環境にあればやってみても悪くないかも」
海外引っ越しのスタートは一種の「シンプルライフ」
「所有物ゼロ」と言っても、藤岡さんの場合は
- 食料の購入はOK
- 電気・ガス・水道のライフラインは完備
- 人として最低限必要なスタートアップ備品を設定
と言う条件のもとに「100日間」をスタートさせています。
私が思い出したのが、ドイツに学生としてきた時の事。
スーツケース1個でドイツまで生活するためにやってきました。(観光ではなくて)
そのスーツケースも小ぶりなもの。ドイツに「黒いニャーという動物のマークの空港宅配便」なんてないので、
自力でスイスの空港からドイツの留学先まで、スーツケースを列車で運ばなければならない
から。今ならネットで色々調べられるけれど、その当時は空港について、列車の時間を調べて・・・など、自分で現地で調べるしかない!
しかも、日本で貧乏学生をした直後の私にお金があろうはずがなく、郵便で荷物をドイツまで送る、なんてお金のかかることは無理だったのです。
と言うわけで、ほとんどモノがない状態からドイツ生活をスタートさせました。
私の「増やすミニマリスト」で最初にあったもの
まずは語学学校に入学したので、住処は語学学校が用意してくれました。
私が住むことになったのはドイツ・フライブルクの住宅街の屋根裏部屋。
私が到着時、既に部屋にあったのは
- ベッド(マットレス付き、布団なし)
- クローゼット
- 机、椅子
これだけ。フロアには3つ部屋があり、シャワーブース、トイレ、そして冷蔵庫が使用できました。
この施設と小さなスーツケースに詰めてきたもの、そして、身につけてるもの、これだけでドイツ生活をスタートさせたのです。
時は10月中旬!
私が一番に欲しいと思ったもの・毛布
藤岡みなみさんは1日目に「敷布団」を選んでいます。
わかるわ・・
私が入った部屋にはマットレスのついたベッドがあったから、敷布団は必要なかったのです。が、布団がなかった!
もっとも、これは住居を手配してくれた学校のミスだったのだけど
だから、翌日に布団をもらったの。
空港から列車に乗って、疲れまくって夕方到着した、私の新居。
もう寝たい!とりあえず寝たい!と思って部屋中探しても
布団がない!
ドイツの10月中旬って、結構寒いし、おまけに暖房は夜中には自動的にスイッチオフとなる設定がしてあったのです。
え?これで私に布団なしで寝ろと?
秋だったので、コートを着ていたのが不幸中の幸い。そのコートを(って、薄いショートのコートだったけど)を布団代わりに。
でも、なんだか惨めで、すごく寂しい気分になってしまったのをとてもよく覚えています。
夢だったドイツ生活の第1日目にしてめちゃくちゃ寂しい思い!
だから毛布か布団は絶対に早く欲しい!
私の「100日間の妄想シンプルライフ」の1日目は毛布、ね。
すごく大きい毛布があれば最高!
藤岡さんのnoteはこちら。
私が今回布団より毛布を選んだのは、ふわふわ、もふもふの方が嬉しいから!
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