バカンスのシーズンに入り、欧州の空港がキャパシティーオーバーでカオスになっているこの夏です。
- コロナ禍で空港職員が他の仕事に転職してしまった
- コロナに罹る人は多いのもあって、病欠の職員多し
この2つが大きな原因で、空港、航空会社は前代未聞の人手不足なのだとか。
本日も某ドイツの航空会社が(隠さなくったっていいわよね。Lufthansaです)8月末までにさらに2000ものフライトをキャンセルしたとのニュース。
先月も2000ものフライトがキャンセルされ、私が予約していたデュッセルドルフからフランクフルト行きのフライトもキャンセルされました。
この夏、一時帰国をしようと思ったら本当に大変。それでも帰りたかったな〜
本日は、只今の空港のカオスぶりを思うと、あの時は大したことはなかったけれど、私が約25年前に経験した、一時帰国の時のトラブル・ワースト1を紹介します。
長距離で、乗り換えが多ければ多いほど、それはまあ、トラブルには遭いやすい、と言うもので・・・
私のこれまでのフライト・ワースト1
その時は予約では乗り換え1回、実際は乗り換え2回になりました。
ちなみに、これは航空会社のやり方が悪かったわけではありません。
フライトの遅れが出ても、安全第一で飛んでほしいですよね
予約したフライトはデュッセルドルフ→パリ→名古屋
私は3歳の子連れ(ワンオペ)
デュッセルドルフからパリに向けてのフライトの機材が来ない!
デュッセルドルフ空港でチェックインして、セキュリティーチェックも受け、後はゲート前で待つだけ!
と言う時点で、パリからの飛行機がなかなか来ない!と言う事態に。
エールフランスのパリからの飛行機が折り返してパリに飛ぶ、だったの
パリからの飛行機が来ないと、パリには飛べない・・・
3時間以上(だったかな?)遅れる、と言うニュースと共に、お詫びの食事券が配られました。(確か、1人500円程度)
3歳の子連れだけど、空港内の指定のカフェでオレンジジュースとか飲みながら時間潰し。
パリから名古屋へのフライトに間に合わない
パリ到着がかなり遅れたので、その間に、乗る予定だったパリから日本へのフライトは
・・・私たちを置き去りにして旅立ってしまいました。
それでも、私はちゃんとこの旅のチェックインを指定時間内に済ませています。
パリから名古屋便に間に合わなかったのは私の責任ではない!
パリの空港、シャルル・ド・ゴール空港で名古屋までのフライトの振り替え便を探してもらわなくてはなりません。
これが、超大変!
あの時の空港でも大変だったのに、今年のカオスな空港で振り替え便を探してもらうのはめちゃくちゃ大変だと思うわ
デュッセルドルフからパリまでの、同じフライトに乗ったほとんどの人が、次のフライトに乗り遅れているのもあって、振り替え便のカウンターは・・・
どこが先頭なのかわからないほどの長蛇の列!
「この列で合っているんだろうか?別にもカウンターがあるのだろうか?」
さっぱりわからないまま、「ここが振り替え便を手配してくれるカウンターの列だろう」と思われる列に並んで待つ。
行列がなかなか前に進まないけれど、ここでこの場を離れたら・・・後ろにも人はいっぱい!
この時、3歳だった息子におむつをさせておいてよかった!並んでいる途中で「ママ、トイレ!」と言われても困る。
おむつのおかげで半日は待った(多分5時間くらい待った)振り替え便手配のカウンター前、なんとか自分の番まで持ち堪えました。(子供も私も)
この時ほど吸水力の高いおむつに感謝したことはない
振り替えてもらったフライトの席が、喫煙席
やっと順番が来て、チケットを見せて、名古屋までのフライトを手配してもらいたい、と言うと、
「では、あのJALのカウンターに行ってください」と言われ、そこで
「日本行き、今日最後の便がもうすぐ出発します。あとお席が2つしか空いていません。喫煙席でお席が離れているのですが、乗られますか?」
喫煙席(その当時はJALには喫煙席がまだあった)で、3歳の子供と離れて座るの?
最悪!
でも、これに乗らなかったら・・・今日はもう日本まで行くフライトはない。。。
「機内で席を代わってもらって、お子さんの隣に座れるように出来るかもしれませんよ」(でも、100%隣に座れるか、保証はないよね、当たり前だけど)
だけど、3歳の子供連れで、慣れたドイツならともかく、フランスで一夜明かすのは辛い。
乗れるのは日本の航空会社のフライトだし。喫煙席も嫌だけど、フライトは夜だから、寝る人が多いかな?
「乗ります!お願いします!」
搭乗時間が迫っていたので、急いで手配してもらって、ゲートに走る!(若かったから、広い空港でも走ったわ、子連れで)
なんとか息子の近くの席に座れた
とりあえず機内へ。
もう他の乗客は皆席に着いた後。席に着くまで緊張した。
息子の隣は無理だったけれど、その前の席に変更してもらい、後ろを何度も見ながらのフライトに。
気を遣ってめちゃくちゃ疲れた!けれど眠れなかったわ
それでも、息子は成田までの間、ぐっすりと眠ってくれて、なんとか無事に日本に到着。
私たちの更に後方の席では、タバコの煙が濛々としていたのがとても気になったけれど。
喫煙席だから、子連れだって文句言えないし、ちょっと辛かったわ
成田から名古屋へ
本来ならパリから名古屋へ直行だったのに、成田乗り換えで名古屋行きになりました。
名古屋行きのフライトに乗った途端、疲れがMAX。成田・名古屋の約1時間のフライト中、
爆睡!
爆睡でも乗り越すことはないから安心だけど、
ドリンクサービスは逃してしまったわ
本当は午前中に名古屋に到着予定だったから、午前中に日本の家族に空港まで迎えに来てもらっていて、フライトの遅れを知った家族は一旦自宅に。再度空港まで足を運んでくれて、申し訳なかった!
パリに置き去りにされたスーツケース
出発ギリギリで乗る飛行機が決まったから、「ロストバゲージかな」?
はい、その予感は的中しましたね。(あの時間ではスーツケースを探し出してJAL成田行きに乗せるのは無理だったよね)
デュッセルドルフで預けた2つのスーツケースは・・・出てきません。
ロストバゲージの手続きをして、「私、ドイツに住んでいるのですけれど」
本当は日本人にはロストバゲージで代わりに衣類代など払うことはしない、ということだったのを
「でも、私は日本に住んでいないから、スーツケースが来ないと衣類など買わないといけないんです」
と訴えて、2万円ほどいただきました。
ありがとう〜!子供のものもあったのでとても助かりました!
その2年後もロストバゲージにあったけれど、その時はお金はもらえなかったわ
フライトの遅れでもらった食事券やロストバゲージでの身の回りのもの代は、25年前の話です。今のサービスは分かりません。(状況や航空会社によっても違う)
それにしても、あの時でも大変だったのに、この夏のヨーロッパの空港の状況で、あの時と同じ目に遭ったら・・・クリアできる自信はない。(と、自信を持って言えるわ)
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