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Wespe(スズメバチ)に巣を作られてしまった〜勝手に駆除したら過料かも

ドイツってこんな国!?
この記事は約4分で読めます。

夏になると庭に出たい、公園でピクニックしたい、BBQしたいですよね。

そう屋外で楽しみたいですよね。

ところが、夏に庭や公園、カフェのテラス席などでケーキなど食べてゆっくりしていると、邪魔をしてくるのが

スズメバチ(Wespeヴェスペ)!

ドイツのWespeは日本のスズメバチより小柄な蜂ですが、それでも蜂は蜂!

うっかりすると刺されてしまいます。(攻撃などしなければ刺されませんが)

いくら蜂、蜂の仲間が有益な生き物だと言われても、蜂がいると逃げたくなる!

このスズメバチ、この夏、我が家に巣を作ってしまいました・・・困った!

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シャッターの収納部分が大好きなスズメバチ

我が家の敷地内にスズメバチが巣を作ったのは、これで2度目です。

今年は・・・出入りが激しいダイニングキッチンからテラスへの出入り口ドア。

その出入り口にあるシャッターの巻き上げて収納される部分(Rollladenkasten・壁の中に箱のようになって入っている)です。

シャッターを開けると、上部に巻き上げて、この辺りに収納されるのです。

その部分は中が空洞になっていて、暗くて・・・スズメバチが巣を作るのに最適!らしい・・・困った!

毎日シャッターを開け閉めする場所で、しかも人の出入りが多いのに、スズメバチがドアの外側に隙間があるのをみつけたらしく、気がついたら巣を作っていた!

本来はあまり開け閉めのないシャッターの収納部分に巣を作ることが多いと言うのに。

shirousagi
shirousagi

シャッターを開け閉めすると、中の巣が痛むしね。

実際、毎朝シャッターを開けると、巣の一部のようなものが落下してきたわ

落ちたスズメバチの巣

毎日、シャッターを開けると、一気にスズメバチが飛び回るし、(なので、シャッターを上に開けてから、しばらくドアを開けることができない)上から巣の一部らしきものがポロポロと落ちてきます。

本日のドアの下・・・(虫が苦手な方はスルー!)

先週は明らかに巣だな、と思う大きな塊が落下していました。

4年前のスズメバチの巣

スズメバチ、実は4年ほど前にも、その時はテラスの床下に巣を作っていました。

ウッドテラスの木の間に見えるのが巣。

「なんだか最近、この辺りでよくスズメバチを見るなあ〜」と思って、下をよく見たら・・・巣発見!

shirousagi
shirousagi

実はこの巣を発見する前に、スズメバチに刺された〜!

サンダルを履いてこの上を歩いていて、

スズメバチが足の親指の下にいたのに気がつかなったのよ。痛かった!

スズメバチは自然保護の対象生物

いや〜刺されると痛くて痛くて!

わざとではないけれど、スズメバチがいるのに気が付かなくて、うっかり掴んでしまったり、踏んでしまったり、スズメバチの生命を脅かすような行動をすると、スズメバチだって攻撃してきます。

攻撃されるとこちら(人間)の方も危ない!

そんなスズメバチも、減少しつつあるということで、自然保護生物になっています。

と言うことは・・・勝手に捕まえたり、殺したら罰金もの!州によって5,000ユーロまで、50,000ユーロまでの過料です。なんと、私の住むNRW州は最高50,000ユーロ(約670万円)までの過料!

shirousagi
shirousagi

ここがドイツの中で一番高いわ

とは言え、住居に巣を作られてしまった場合は、スズメバチの巣を撤去してもらうことも可能です。

Kammerjäger(害虫駆除業者)に頼むと、場合によっては、自治体から「スズメバチの巣を壊して良い」という許可をもらって、駆除してくれるそうです。

shirousagi
shirousagi

お金はかかるけれど、プロに頼むのが安心、安全よね

我が家にある巣は・・・

今までスズメバチに負けずにテラスに出入りしていたので、このまま冬まで待ちます。

冬になったら巣は空っぽになります。そうしたら巣の撤去、かな。

このスズメバチ社会、新しい女王蜂1匹を残して、残りのスズメバチは皆、冬までに死んでしまいます。

で新しい女王蜂は、それまでの巣は使わないのだそうですよ。

shirousagi
shirousagi

と言うことは、

今のテラスへのドアには、来年はスズメバチは巣を作らない、と言うことね

とはいえ、もうテラス周辺にスズメバチが巣を作らないように、対策を立てねば!

追記:スズメバチの巣

後日、このテラスへの入り口に「はっきりとスズメバチの巣だとわかる巣」が落下していました。

これだとはっきりと蜂の巣だとわかりますね。

それにしてもこんな大きな巣、よく作ったなあ。

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