家事をしながら「聴く本」のAudibleで聴いて面白かった本です。
中村メイコさんの「大事なものから捨てなさい」。
最初、この本は「断捨離」とか「片付け」がテーマなのかな?と思っていましたが、違いました。
サブタイトルにある通り、「笑って死ぬための33のヒント」。
「うんうん、そうだよね〜」なんて思いながら聴いていたのですが、ふと、「あれ?メイコさんは今や88歳。私って30歳近く年下だよねえ」
まだ、私には「死ぬため」を考えるには、早すぎたか?
中村メイコさんも骨折したのね、と思ったけれど
自分が今年の春に骨折をしたため、「骨折」というキーワードにとても敏感になっています。
中村メイコさんも人生で初めて(私は2度目だけど)骨折をしたとか。といってもですよ、メイコさんの場合は80歳を超えての骨折。
私はまだ60歳にもなっていないのですが(汗)
怪我の功名
骨折をして1ヶ月の入院生活、退院後もこれまでのように動けなくなった、という中村メイコさんですが
- もっと高齢になってから怪我をすると、寝込んでしまうかも。気をつけなさいというお知らせ
- ご主人が料理をしてくれるようになった
- 体はこうでならないといけない、という思い込みがなくなった
- 今なら骨折をした役が上手に出来る(これは娘さんが冗談で語った)
- ハイヒールはやめた
と、この骨折で気がついたことが多かった、と怪我をしたことをポジティブに捉えられています。
私が骨折して気がついたこと、怪我の功名
私も腕と腰の怪我をして、全く落ち込まなかったわけではありませんが、意外と(?)楽しく毎日を送っています。
- 嫌いなお掃除が出来ないので、やらない(家族がする。申し訳ないけれど)
- 出かけるのにこれまでより多くのエネルギーがいるので、出かけたいところだけ行く
- というわけで、お出かけしたくない時は怪我を理由にしておく
- 苦痛になってきた車の運転もやりたい時だけするようになった(まだ痛みがあるので、車の運転は辛い)
- 元々苦手だったハイヒールは「怪我をしているから」と堂々と拒否
- 体が少々不自由で、履かない方が良い靴、着れない服が出てきたので、服選びが楽になった
- 転んで骨折したら寝たきりになる前に、転ばないように気をつけるようになった(50代以降は気をつけた方がいいですね)
- 特に北国で暮らすには大事なビタミンDのためにせっせと日光浴するようになった
- 骨密度をあげるために食べている納豆が好きになった(健康に良い食べ物が嫌いだったのが残念だな〜と思っていた)
まとめれば
- することを厳選して、やりたいことだけしている
- 寝たきりにならないようにした方が良いことをする
- 家事は家族にお願いする
怪我の治り具合が今ひとつで、痛みもあるし、動きがまだまだ不自由。
なので、せっせと周りに甘えて過ごしています!
ただ、痛みがあるから、気分が晴れないこともありますが。
この本は片付けがテーマのようなタイトルですが、、片付けを期待して読むと裏切られた気になるかもしれません。
戸建ての家からマンションに引っ越す機会に、大量のモノを手放した話はありますが。
気軽にちょっと読んでみようかな?くらいがちょうどいい感じです。これからを固定観念にとらわれずに楽しく生きたい、と思う人におすすめです。
私は「聴き放題」のAudibleで聴きました。(定額なので、何を何冊聴いても料金は同じ)
オーディブル会員の方、ぜひ一読ならぬ、一聴を!
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