7月21日の記事のようですが
ネパールからの留学生300人が地域に急増 「お金ゼロ。助けて」
これを読んで「え?」と思った方が多かったらしく、私がこの記事を知ったのはSNSです。すでに色々な方がコメントされていました。
私は日本への留学事情に詳しくないのですが、本当に「それで留学できるの?おかしい!」でした。
私がドイツへの留学ビザを所得した時
現在、ドイツも日本に負けず高齢化社会。労働力が不足しています。
私がドイツに留学したのは30年以上前で、その頃は日本はバブルだし、ドイツも経済的に潤っていた時代なので、現在とは事情が違いますが、私が留学ビザを所得した時は「銀行の残高証明」が必要だったのです。
ある一定額(幾らかは忘れた)の貯金がないとドイツへの留学は不可能だったのです。
残高証明は「ドイツに勉強に来て生活できるだけのお金はあるから、ドイツ国およびドイツ国民には迷惑をかけません。安心してください!」
・・・な証明だったのですよ。
まだワーキングホリデー制度はドイツと日本間にはなく、「ドイツ国民の仕事を奪うようなこともしませんよ〜」そう、労働は許可されていませんでした。

当然アルバイトは禁止。
アルバイト前提の留学って何?
語学の留学期間は日本語母国語の場合は2年

現在はドイツの無期限滞在許可を得るためにはドイツ語の試験で「B1」以上のレベルを所得しなくてはならないそうです。

レベルは変わったかも知れないので、永住したい方はご自分で調べてくださいね。
私が永住ビザを所得した時にはドイツ語語学力の証明が必要なかったのです。
(でも、B1以上の試験に受かってます!)
ドイツに住む以上はドイツ語力をある程度はつけておくのは、当然だと思うのです。(そうでないと自分が苦しい)
話が少々それましたが、留学をする場合、語学留学のケースもあるし、将来は大学へ、という場合もまずは語学を学習するわけですよね。
その際、日本語が母国語の私たちは「語学学校に通うため」というビザは最長で(確か)2年まで許可される、という決まりだと聞いていました。(その当時の話)
2年以上滞在したければ、正式な大学生なり、正式な職場なり、正式な国際結婚なりといった「きちんとした理由」がないと滞在許可延長が降りなかったのです。

当時は難民問題がなかったわ
移住するからには、移住先の国に馴染んで、迷惑はかけないのは当たり前
自ら希望して外国に移住するからには、その移住先の国の国民に迷惑をかけない。
金銭の要求、その国の国民の生活を脅かすこと、その国の国民の仕事を奪うこと(現在は労働力不足だから事情が違うかな)をしないのは当たり前。
その国の言語を学び、その国の伝統に従う、少なくとも敬意を払って邪魔はしないのが当然。
ドイツに住む日本人の私は、英語を話してくれと要求はしないし(まあ、ドイツ語の方が英語よりわかるようになってしまったから、英語を話されると困る)キリスト教の伝統行事を敬い、したい時には参加しています。
そして、ドイツ国政の選挙権はありません!でも全く文句はありません。(日本の選挙権はある)
上記の記事のネパール人がどうなったかは、私にはわからないのですが、日本では外国人に対して感情的に優しくなってしまうことが多くないですか?
お金がないとか、国に帰されるから、と言われると「かわいそうに」と思ってしまうケースが多くないですか?
表面の優しさは外国人本人のためにもならないし、日本人のためにもならないのに、と、心配してしまうshirousagiです。

私自身は日本に住んでいないので、日本で何が起こっているか正しく判断できていないこともあるかと思いますが…

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