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海外生活で一番辛いことは差別〜「ニーハオ」と声をかけられたら差別された?

色々思ったこと
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タイトル通りでございます。

おそらく、在外邦人の多くの方や海外旅行で、差別にあたる言葉を投げかけられた方にはわかっていただけると思います。

とはいえ、同じようなことを現地の人(大抵、若い、あまりインテリそうでない人)に言われても、差別と感じない方もいらっしゃるようです。

shirousagi
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差別されたと感じないって、ある意味、羨ましい。

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SNSで騒がれた「ニーハオ問題」

Twitter(現・X)を見ていると、よく差別されたというツイート(いや、ポスト)が出てきて、私は過去を思い出し心が痛くなります。

あまり思い出したくないので、私からは差別された問題はあまりテーマにしません。とはいえ、このブログでも「ドイツに住むデメリット」として取り上げています。

今回「X」で話題になったのは「ニーハオ」と言われるのは差別か?ということ。

むしろ、「ニーハオ」と言われて差別された、と思う人自身が差別をしているのではないか?という話でした。

私は自分の経験から、このyukiさんとおっしゃる方のツイートの意見に同意です。

「ニーハオ」と言われても嫌でないケース

一度、中国人ピアニストのラン・ランのコンサートに出かけた時に、ホールの入り口で「ニーハオ」と声をかけられたことがあります。

中国人ピアニストということで、多くの中国人がコンサートを聴きに来ていたのでしょう。

声をかけてきたのは中国人。同じ中国人に何かを訴えたかったようで、ビラを手にしていました。(ビラに書かれていたのは中国語だったし、「私は中国人ではないから」とそれを受け取るのを断りました)

そういった、ドイツに住む中国人にニーハオを声をかけられた場合は、「もしかして中国人かもと思ったのだよね、だから中国語で声をかけたんだな」と思うし、相手の表情から人をバカにしたのではないのがわかるので、嫌な気持ちにはなりません。

以前、まだ日本人がそれほど住んでいない街に住んでいた時、同世代の女性で日本人らしき人から「あの〜日本人の方ですか?」と声をかけられたことが何度かあります。

海外暮らしで周りはドイツ人ばかりで、日本人のお友達を探している、という人は(特にネットのなかった当時は)結構いて、それは私も嬉しくて、すぐにお友達になりました。

今だと、近所に住んでいる日本人を探すのはSNS経由なのかな?

街で見知らぬ人に声をかけるのもリスクがあるしね。

一番嬉しいのは、ドイツ人と同じように扱ってもらうこと

何色だっていいの。問題は性格よ〜!

私がドイツでドイツ人ら(日本人以外)との付き合いで、嬉しい時というのは、ドイツ人と同じように扱ってもらっている時です。

挨拶ならドイツ語で「Guten Tag!」(こんにちは)とか「Hallo!」とか(ドイツでもハローっていうけれど、ドイツ語でのスペルはHALLO)。

みなさん、ドイツ語で話しかけてくれます。

どの国から来た人にでも(日本人以外)私もドイツ語で挨拶をします。

だって、ここはドイツ。

私がドイツに住んで、仕事をしていて、特にピアノレッスンをしていて嬉しいのは、どの生徒も特に私の出身国を尋ねてこない、ということ。

shirousagi
shirousagi

休暇中に一時帰国するとか、日本に関する話をしたい、とか、そういうケースの時はどこから来たのか質問されるけど、これは悪い気はしないわね

私が明らかにアジア人だな、と分かっても、教養のある人はいきなり中国語で挨拶などしてきません。

ここで、「ニーハオ」と私に突然挨拶してくる人がいたらおかしいでしょ。中国語を話せるわけでもないのに。

shirousagi
shirousagi

大抵、「ニーハオ」と言ってくる人は他人を軽蔑した目で見ているしね

「どこから来たの?」と質問されて回答に困った件

自分自身は、実はとても「私はここでは外国人なんだ」というのを意識しているようで、たまに

「Woher kommen Sie?」(どこから来たのですか?)

と尋ねられて、返事をするのに困ることがあります。

もう20年くらい前に、エッセン市(私が住んでいるのはデュッセルドルフ)でエキストラの仕事があって、そこで「どこから来たの?」と尋ねられ、「日本から」と答えたら、

「?? え?日本に住んでいるわけではないよね?」

相手は「エッセン市ではなくて、どこの町から来たの?」が知りたかったのでした。

ええ、外国人だと意識しすぎていたわね。

今でもたまに「どこから来たのですか?」と尋ねられることはありますが、大抵、住んでいる場所のこと。もちろん、見知らぬ人に出身国を聞かれることはありません。

先日はドイツ育ちの日本人の方に出身国を尋ねられました。その時は「どこから来たのですか?出身国という意味です」と何を知りたいかはっきりと言ってくれました。

「日本です」と答えると、嬉しそうに日本語で一生懸命話をしてくれた好青年。

ドイツ育ちでドイツ語バッチリだけど、少しは話せる日本語を使うのが嬉しかったみたい。

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