急に寒くなって、秋を感じているshirousagiです。
寒くなると飲みたくなるのがお茶。ハーブティー。
久しぶりにティーバッグのお茶を取り出したら、ほとんどのティーバッグが「ホチキス不使用」になっているではありませんか!
ドイツで売られているティーバッグの全てがホチキス不使用なのかはわからないけれど、私がかっったお茶はメーカー品もスーパーの安いPBのお茶も、どれもホチキス不使用でした。
お茶の消費量が世界一のオストフリースラント地方
コーヒーが国民の飲み物かと思えるほどコーヒーの消費量の多い国ドイツ。
そのドイツの、ニーダーザクセン州にあるオストフリースラント地方は紅茶の消費量が世界でもトップクラスです。
ドイツのお茶の消費量は1人当たり年間30リットル。
オストフリースラントは1人あたり年間300リットルなのですって!
このオストフリースラントでホチキスを使用していないティーバッグが生まれたそうですよ。納得してしまう!
ホチキス不使用のティーバッグはオストフリースラント生まれ
従来のティーバッグには小さなホチキスが使われていますよね。
これを環境に良いものにしたい、と、オストフリースラントのお茶協会(OTG)がアルミを使用していないティーバッグを開発したのだとか。
2011年からアルミの使用されていないティーバッグの生産をしているようです。
そのオストフリースラントのメーカーで、アルミを使用していないティーバッグをいち早く生産開始したメーカーの1つがmeßmer(メスマー)。
ちょうど今夜飲んでいたのがこれ。
meßmerのネトルティー(Brennnessel)です。イラクサのお茶というのかな。
ドイツだとどこにでも生えているイラクサだけど、触ると痛い雑草で、抜くのに苦労するけれど、イラクサのお茶は甘味があって美味しい!
庭にあれだけ生えているイラクサ。
そのイラクサのお茶を買って飲むって、なんだかなあ…
ホチキス不使用なのでビオトンネに捨てられる!
ホチキス使用のティーバッグの何が困るかというと、ホチキスが金属なので、ゴミの分別にこのホチキスだけ外さなくてはならない、ということですよね?
ティーバッグが紙製だったらドイツの場合、ビオトンネ(Biotonne)と呼ばれるゴミ箱に入れることができるのですよ。
こんなキャスターのついた茶色いゴミ箱です。(集合住宅の場合は共同で大きなコンテナのこともある)
このゴミ箱(ビオトンネ)は、枝や落ち葉と言った庭仕事で出たものや野菜・果物の皮など、堆肥にできるものを入れて、回収してもらいます。
このビオトンネにコーヒーのカスやお茶の葉も捨てることができるのですが、ティーバッグは、あのアルミのホチキスが邪魔をしていたんです。
それで私はずっとティーバッグは一般ゴミ(その他のゴミ)として捨てていたわ
ところが、気がついたら、大抵のメーカーのティーバッグがホチキス不使用。
これで簡単にティーバッグ(紙製のものだけ)をビオトンネに入れることが出来るようになりました。
サイトによっては「ティーバッグはその他のゴミへ」と書いてあることもあるけれど、ちゃんとドイツ連邦省のサイトに「ビオトンネ」と書かれています!
自宅でコンポスト(堆肥)にする時はティーバッグは入れられないけれどね。
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