先日、「日本のクリスマスマーケットの方が綺麗みたいだなあ。日本のバウムクーヘンの方が美味しそうだし、シュトレンも日本の方が美味しそうだから、日本のシュトレンを食べてみたい!」
と言ったようなことを書いたshirousagiです。
そんな本日、「マツコの知らない世界」をみていたら、シュトレンが登場!
やっぱり美味しそうじゃん!日本のシュトレン!
正直をいうと、ドイツのシュトレンはいくつも食べたけれど、あまり美味しいと思ったことはない…
多種多様な日本のシュトレンにうっとり
ここ数年、日本ではシュトレン(Stollen)がブームなのだと聞いてびっくり。
世界のクリスマスケーキの中でも地味な外見だし、これが人気になるとは思わなかったわ
想像通り、日本では今や色々と多種多様なシュトレンがあるそう。
ドイツにも数種類のシュトレンがあるけれど、どれも昔からあるものだし、種類が増えているとは思えない。
(どこかのケーキ職人が珍しいシュトレンを作っているかもしれないけれど)
ドイツの伝統的なシュトレンで私が好きなのは「マジパンシュトレン」です。
このマジパンシュトレンを作っている様子を近所のパン屋さんで見せてもらったことがあります。
その時の記事はこちら。
シュトレンというと、「白いおくるみに包まれた幼子イエスをイメージしている」と言われていて、その形は大小色々あるけれど、まあ同じような形です。
が、今回テレビ番組を見ていたら、三角形や台形やさまざまな形のシュトレンが!そして生地に混ぜ込んであるものも実にさまざま。
もはや形は「おくるみ」ではない!
和風なシュトレンはとても美味しそうだったわ〜
これは日本でなきゃ考えつかないわよね
発祥の地、本場だと意外と保守的かも
そもそも、ドイツ人はあまり食べ物を探求する心はないような気がしますが。
三角形のシュトレンを見て「これはシュトレンではない!」と言い出すドイツ人もいるかもいないかも。
見かけも味も(味は私にはわからないけれど、多分)もはやこれはドイツのシュトレンではなくて、「日本版シュトレン」かな?
そういえば、この「マツコの知らない世界」では「シュトレン」と表示されていたけれど、日本語では「シュトーレン」と言われる方が多いと去年まではよく耳にしていました。
そう、某SNSでは「シュトレン警察」が取り締まっていたくらい…
ドイツ語発音だと「Stollen」はシュトレン。
シュトーレンではないから、というわけで…
だけど、もはやこの日本でのStollenの進化は
シュトレンではなくて「シュトーレン」なのかも
と思わせるくらいですよ。
ドイツの寿司は寿司ではなくて「Sushi」だという日本人も多いしね
(私もこのブログではそう表記している)
本場のシュトレンは美味しいか?
シュトレンはドレスデンが発祥の地と言われていて、「Dresdner Stollen」(ドレスデンのシュトレン)というシュトレンもあるくらい。
このドレスデンのシュトレン、ドレスデンに住む友人が我が家に送ってくれたことがあるのです。
ありがたくいただきましたが、まあ、普通かな。日本人の好みからすると、パサパサしていたかも。
駐在員さんだった方から、ドイツ東部の有名なシュトレンをいただいたこともありますが、それもパサパサで甘かった、という記憶しかありません。
本場のシュトレンはさぞかし美味しいのだろう、と思われるかもですが、
ドイツのお菓子はドイツ人の好みに合わせてつくられているし、あの頑固なドイツ人が「もっとより柔らかいしっとり感のあるシュトレンを!」と研究するとも思えない。
日本人には日本人の作るシュトレンの方がお口にあうと思うのよね。
バウムクーヘンも同様ね
夫(ドイツ人)は日本のイチゴのショートケーキが好みでないしね。私は大好きなのに!
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