本日12月6日は「聖ニコラウスの日」です。
前日の夜に長靴を綺麗に磨いて外に出しておく子供たち。翌朝、その中にはくるみやりんご、オレンジ、レープクーヘンなどが入っている!
最近はおもちゃをもらう子供も少なくないようですが。
この冬始めて雪が降った
初雪、初めての雪と言っても、ここNRW州の事で、バイエルン州などではすでに雪が降っているはずです。
ドイツでもこの辺りはあまり雪が降らないの
12月5日の朝、ベルギー国境近くのアーヘンの駅。
いきなり雪が積もっているわ。
寒さに驚くも、もう12月!
12月に入ってから急に寒い日が続くようになり、「なんだよ〜この寒さは!」と文句を言いそうになっていました。
が、よく考えるともう12月ですよ。最高気温が2度と言う日があって当然。
11月が比較的暖かかったから、12月からのこの寒さについていけないわ
「聖ニコラウスの日」とは?ニコラウスって誰?
で、本日は12月6日。「聖ニコラウスの日」なのです。
聖ニコラウスはサンタクロースのモデルになった、と言われている聖人です。
(ドイツには12月24日の夜にもプレゼントを運んでくれる WeihnachtsmannまたはChristkindがいます)
西暦286年から345年、現在のトルコにあたるミラ(Myra)にいた人物とされています。
修道院を立て、生涯キリスト教の教えを守り、子供たちや航海をする船乗りを助けたとされています。
お金がなくて、子供を売りに出さなくてはならなくなった家庭の煙突や窓から、その家にぶらさがっていた靴下にお金を入れてその子供が売られるのを防いだのですって。
だから靴下にプレゼントを入れるのね
教会で使う油をを運んでいる途中の船が嵐にあえば、その船上に現れて嵐を沈めた、とも言われています。
そういった伝説から、ニコラウスは子供だけではなく大人をも守る守護聖人となりました。
子供、船乗り、旅行者や結婚を控えた女の子などの守護聖人なのですって
現在のドイツに伝わる聖ニコラウスがプレゼントを持って来る、と言う行事は1555年に始まったとか。
なぜニコラウスの日が12月6日かというと・・その日は 聖ニコラウスの命日なのだそうですよ。
聖ニコラウスは、本当はBischof(司教)の姿です。
赤い服ではなく、司教の帽子(金色)をかぶり、司教の杖を持っています。
数年前にちょうど12月6日がレッスン日だった生徒さんからもらった聖ニコラウスの形のチョコレート。
「ほら、これ、本当のニコラウスでしょ!帽子は赤くないの!」と言いながら私にプレゼントしてくれました。
もちろん、チョコレートはもらってすぐに食べてしまいました。せっかくなので記念に撮影した写真が、今頃役にたったわ。
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