先日、冬のあまりの暗さに悲鳴をあげて、こんな記事を書きました。
永住を決めた時、と言っても、正直を言うとその時は「これからずっと死ぬまでドイツに住む」と真剣には考えていなかったのですけど。
若いって、怖いわよね。
勢いでなんとなく流されたというか、もっと人生を真剣に考えていなかった気がするわ
若い時は雪が降っても平気だったし(むしろ喜んでいた)日光が少なくてもむしろ嬉しいくらいだったのに、年々、冬の長さと暗さが辛くなってきました。
私がドイツに永住を決めた(ドイツ人と家族になった)のは20代。
この時にはシニアになったらどうなるか、ということを全く考えていなかったのです。
人生の楽しみ、一時帰国は死ぬまで出来るような気がしていた
ドイツに学生として住み始めた頃の私、実は一時帰国すらしたいとは思わなかったんです。
むしろ、在独だった友人の日本帰国が決まったら「日本帰国なんて、気の毒!」と思っていたくらい。
それなのに、今や一時帰国が人生のほぼ唯一の楽しみ、と言っても過言ではないでしょう。
私の人生は一時帰国のためにある!
そして、しばらくは「これからもずっと1年に一回くらいは一時帰国できる」と当たり前のように捉えていたのです。
帰りたい時に日本に帰れる、と。
自分がアラカンになるまで考えなかったこと、それは
「いつまでも健康で旅行が簡単にできる体であるとは限らない」
例えば、心臓病を患うと、飛行機に乗れなくなるかもしれません。
飛行機旅行に困難な病気にかかってしまったら?もう一時帰国ができなくなったら?
海外移住の際に考慮したいこと
本日(1月23日)のVoisyの「海外安全チャンネル・りょーあん」で放送されたのがこれ。
もし、海外移住を考えていらっしゃる読者の方がいらっしゃったら、ぜひ一度聴いて欲しい。
海外移住を決める時には、10年後の自分が
- 健康であるか
- 移住先の言葉や文化に馴染めるか
- 移住先の季節などに耐えられるか
正直、どうなるかなんて誰にもわからないけれど、10年後、20年後にはどうなるかも考慮して移住を決めた方がいいとのこと。
本当に、首がもげるくらい頷いています。
ドイツに住み始めた頃には、自分の健康もドイツ語力もドイツの冬の厳しさも軽く見ていたからなあ。
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