(永住ビザを持っているけれど、国籍は日本だし、日本に本帰国することも可能だけど)
今考えると、なんとなく流れでドイツ無期限ビザをもらってしまったような。いつ日本に帰るのか、もう帰れないのか決まらないドイツ生活に突入してしまいました。
それは、若気の至り、ともいう
いや〜若いっていいですよね。なんでも可能だと思ってしまう。
現在の生活に特に不満があるわけでもない(いや、あると言えばある)けれど、ドイツに無期限で住む(永住としておきましょう)ことに決めた時に、私が全く考慮に入れていなかったことを紹介します。
外国語はいつまでたっても外国語
「ドイツに30年も住んでいれば、ドイツ語には不自由しないでしょ?」
と言われることが多いけれど、断言します。
そんなことはない!
人によっては外国語習得が上手い人、言葉がわからなくてもコミュニケーション能力の高い人がいるけれど、一般的には私が思うに、
外国語は一生外国語。正確にわからないことも多いし、外国語で生活していると疲れる!
めちゃくちゃ疲れます!
若い頃はそんなこと、考えていなかったのよね。外国語だけの生活もなんとかなるでしょ、と。
(なんとかはなる。なるけれど…)
ドイツ人はいつまでたってもドイツ人
当たり前だけど。
そして私は永遠に日本人。(国籍ではなくてDNAとか育ち)
ドイツ人とは「心からのお友達」にはなれそうにない。
友と言える人はいるけれどね。会話していて、時々「誤解された」と思うことがあるし、説明する時も面倒で「ま、いいか」と誤魔化すこともある。
物の捉え方が違ったり、これまでの人生観が違ったりして、日本人同士でもお互いが100%理解し合えるって無理なのに、ドイツ人とどうやって100%理解し合うのだ?
冬が長すぎる!
これです!
私が若い頃には全く考慮しなくて、今になって心が折れそうになっているのは。
寒い、寒すぎる!暗すぎる!
そして、暗い期間が長すぎる!
若い頃、ドイツに行ってみたいと思っていた頃に「ドイツ人は南国に憧れる」と聞いて、
「なんで?南の国のどこがいいの?」
と思っていたんです。(今でもイタリアよりフィンランドに憧れを感じる。フィンランドに住みたいとは思わないけど)
悪天候の毎日でも楽しく過ごしていたんです。
5月が来た時のドイツ人の喜びようは理解出来なかったのです。
今は..めちゃくちゃ理解できる!
早く春になって欲しい!太陽の姿を見たい!
日中でもこんなどんよりしたお空が一日中続いて、太陽は姿を見せてくれない。
暗すぎる!ビタミンDを摂らないと鬱になりそう…
これからも冬になるたびにこの暗い寒い日々を過ごさなければならないかと思うと…辛い。
若い頃は平気だったのよ、この暗さも。
シニアになった今は辛い。移住したいと本気で思うほど。
まあ、日本に住めば住んだで、「夏が暑すぎる!」と文句を言ってると思うけれど。
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