あんこ(餡子)がテーマになっていた番組を見て、思い出すのは私の母です。
広島県出身の母はこしあんが好き。(元祖のもみじ饅頭はこしあん)
引越しをして広島県を離れた時、こしあんの和菓子を食べたくて、必死にもみじ饅頭を探したとか。
今なら日本中、少なくともオンラインで買えると思うけれどね。
日本を離れてから好きになったあんこ
ドイツに住んでいる私にとっては、もはやこしあんでもつぶあんでも良い。
あんこならばどちらでも良い!
小豆を甘く煮たものが入ったお菓子ならなんでも良い!
なのですが、私は日本に住んでいる間は和菓子はあまり好きではありませんでした。
もみじ饅頭はもとより、饅頭全般がダメ。苦手。
饅頭といえば、広島県呉名物の「おんらいまんとう(鳳梨萬頭)」は好きだったけれど、
これはパイナップルジャムの入った洋風な饅頭だったからね〜
(いわゆるまんじゅうではないよね)
(話がそれている…)
なのにですよ、
ドイツに住んでいるうちに、きんつばでさえ好きになってしまったのです。
無い物ねだりかしら?
珍しかった小豆も食べられるようになったけれど
スーパーに行くと、小豆があるではありませんか!当時、今から30年前でも大型スーパーに行くと、乾燥の小豆があったのです。
料理本を見ると、Azukiを使ったレシピも載っていたんです。
だけど、スイーツではなくて、他の豆類と同じようなスープ。
「そうか、豆の一種だもんねえ」
ぜんざいではありませんよ、カレー味とかコンソメ味のスープです。
小豆があると煮て、砂糖をたっぷり入れてあんこにするとか、ぜんざいにしたいですよね〜
でも、あんこだけだと、おそらく一般的なドイツ人(以外の欧米人も)には好まれない。
人の好みはそれぞれだから、あんこの大好きなドイツ人もいるはずだけど、あんこだと甘いだけで「脂肪分」がない!
うずら豆の甘煮を作ったら、ドイツ人には好まれなかったわ
(煮物一般もドイツ人にはウケが悪い)
デュッセルドルフだとたい焼きを売っている店もあるから、そのうちドイツ人もあんこの味に慣れてしまって、和菓子も人気になるかもしれないけれど、
砂糖たっぷりで甘いけれど、バターなどが使われていないお菓子は、ドイツ人向けではないなあと思うなあ。
あんこにバターとかホイップクリームを加えたものなら、大丈夫かも。
食べものの好みって保守的な人が多いよね。
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