もはやドイツ鉄道をはじめとするドイツの公共交通の悪評は世界中に広まったのではないか?
と思っているshirousagiです。
せっかく公共交通乗り放題チケットの「ドイチュランドチケット(Deutschlandticket)」を買っているというのに、公共交通がアテにならなくて利用が大変。
本日も公共交通を利用したこの私が、公共交通の不便さを紹介します!!
「遠距離列車の1時間以上の遅延はめったにない」??
それは2日ほど前のドイツのテレビ局のニュースサイトにあった記事のタイトル。
Fernzüge selten mehr als eine Stunde zu spät
直訳すると・・・「遠距離列車は1時間以上の遅延することは珍しい」
注目すべきは、タイトルにある単語seltenよ。
selten=めったにない、珍しい
め、めずらしい〜〜??
では2023年にドイツ鉄道の遠距離列車はどれだけ遅れたのか?
- 15分以上遅れて駅に到着=18.3%
- 30分以上遅れて駅に到着=8.6%
- 1時間以上遅れて駅に到着=2.4%(そうか、これは珍しいのか…)
そして、なんでも5分59秒以内の遅れは遅延にカウントされない!
日本の皆さん、日本の鉄道が遅れて到着しても
決して文句など言わず、暖かい目で見てあげましょう!!
目的地に6分未満の遅れで(=時刻表通り)到着した列車は71.5%なのですってよ!
2022年は時刻表通りに駅に到着したケースはたったの64%だったのですって!
2023年は改善されているのよ。
だ・か・ら
「1時間以上の遅れは珍しい」なのか〜!
途中の停留所で運行を中止したバス
本日、私は病院の予約を入れていたので、バスに乗ってお出かけしてまいりました。
どういうわけか、どこの病院も駐車場は満車のことが多くて、
病院には出来るだけ公共交通を利用することにしているの。
自宅近くのバス停から病院前のバス停までは直行のバスがないので乗り換え。
乗り換えようと思っていたバス停の1つ前のバス停で、いきなり
終点です!
乗客の皆さんは降りてください!
へ?終点?いつもならまだまだ先の隣町まで走るよね?
アプリの案内でもこの時間のこのバス、まだ先まで行くことになっているけれど?
何の予告もなくいきなり「これより先は走りません」。
鉄道ではすでに何回も経験したけれど、バスよ、おまえもか…
ストは続くよどこまでも!
そんな不便なドイツの公共交通ですが、今週も、すでに聞き慣れた
ストライキ
予定だそうでございます。(今年に入ってまだ2ヶ月だけど、何度あったかストライキ)
今回は主にドイツ全土にわたってのバスや市電など。
デュッセルドルフだとトラムや地下鉄、バスを運行しているRheinbahn(ラインバーン)の従業員が2月29日、3月1日の両日ストをするのですって。
人手不足にインフレ、ストをしたいという従業員の気持ちもわからないではないけれど、ストのおかげで(ストをするのは労働組合)公共交通の会社の収入が減ったら給料を上げるなど待遇改善もできないじゃん
と自営業の我が家の住人は思うのだけどなあ〜
(売上が上がったら従業員のお給料を上げられるのに、売上が上がらないのよ…)
待遇改善要求をしたいだろうけれど、何事もほどほどに、というところかな?
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