今週はクリニックウィークなshirousagiです。
手術を受ける予定なので、術前診察に行ってきました。
(昨日は眼科の検査だったけれど、今回は外科。どれだけ手術を受けるんだよ〜私)
昨年も同じ病院で同じような手術を受けたので、その際も術前診察があって、すっかり慣れた(何に?)とはいえ、疲れた…
採血に泣くのは私の定番
私が経験するドイツの病院での手術前検査では
- 心電図
- 血液検査
- 感染症検査
この3つと問診です。他の病院では違うかもしれないけれど、これまで何回か受けた術前診察はこの3つでした。
この3つの検査、大の苦手なんですよね〜何が嫌かって、そりゃあもう、
採血!
ああ、神様、なぜ私の血管はこんなに細くて隠れているのでしょう?
この問題さえなければ、手術もそれほど嫌ではないのに!)
毎回、採血をしてくださる看護師さんに「採血が大変なんです!」と訴える私。
前回、同じような血管の持ち主だという友人から「横になって採血してもらうといい」と聞いていたので、今回は看護師さんに尋ねてみると、
「横になってもいいけれど、あまり変わらないかも」
なので座ったまま採血となりました。
さあ、今回は採血クリアまで針を何度刺されるのか?
1回目・・・腕から採血をしようとするも、血が全く出ない!
2回目・・・手の甲に針を刺されるも、血が少ししか出ない!
3回目・・・手首近くに針をぶすっ!出た!!
ああ、出たよ〜検査に必要な量の血が!!
今回も採血の看護師さんが
「ごめんなさいね…ここに針を刺すと痛いわよね」と謝ってくれました。
看護師さんが悪いわけではないよね。私の担当になった人は冷や汗をかいたよね…
外科医の診察
青く腫れ上がった手の甲を見ながら、待合室でしばらく待ったのち、外科医のお医者さんの問診と説明。
説明を聞くだけならもう楽勝よ〜静脈が細くても関係ないし、痛くも痒くもない!
今回は2年前の骨折で大腿骨に入れられているボルトの除去です。
術後はしばらく歩けないのかな?と思ったら
「すぐに車の運転もできますよ」
へ?そうなの?数年前は同じ手術の後、3日くらいは杖をついて歩いていたけど?(杖をつかないと歩けない=車の運転はできない)
手術の技術が進歩したのかな
麻酔科医の診察
やっと本日最後のイベント「麻酔科医の診察」。
これが終わったら帰れるんだ〜!早く終わってくれ〜
・・・毎回、麻酔科のお医者さんの診察まで気が遠くなるくらい待たされるのですが、それはなぜ?
1時間以上、感覚では90分くらい、じっといい子で待った私よ。
名前が呼ばれてやっと最終ラウンドの麻酔科の先生のお部屋へ。
入れ歯はないか、アレルギーはないか、などの問診のあと
母国語は何ですか?
日本語です!
(あれ?でもこんな質問、初めて聞いたよ)
麻酔から覚めた時に脳が混乱していて、母国語で対応すると安心されることがあるんですよ〜
日本語では対応できないと思うけれど、一応カルテに書いておきますね。
そうなんだ。最近多いからねえ、ドイツ人以外の人。
しかもドイツ語がわからない、という人も多いからねえ。
ところで、病院の待合室で待っていると、自分の番になったら「〇〇さん〜!」って呼ばれますよね。
これがドイツ語だと男性は「Herr 〇〇」女性なら「Frau 〇〇」と呼ばれるんです。(Mr.〇〇とかMrs.〇〇と同じ)
ということはですよ、患者を呼ぶ人はその患者が男性か女性か、はっきりわかっていないと困るのですよね。
で、私の(下の)名前は日本ではありふれた名前だけど、ドイツ人には馴染みがない。
つまり名前だけだと、私が男性なのか女性なのか、ドイツ人にはわからない!
なのに、カルテには性別がはっきりと書いてないのよ。(カルテの中をしっかり見れば書いてあると思うけれど、見出しには性別が書いてない!)
今やジェンダーレスって考え方が普及しているけれど、「ミスター」とか「ミセス」をつけて人の名前を呼ぶ以上、カルテの見出しにはっきりと「男」とか「女」とか書いてあればいいのに。
私が男性なのか女性なのかわからないお医者さんや看護師さんが、私を呼ぶのに困ってしまったことが何度あったことか!
今日は苗字をHerrやFrauなしで呼ばれたわ〜呼び捨てだったわ〜
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