先日書いたこれ。
日本からドイツに来た友人が 「ドイツではじゃがいもが主食なんだよね? じゃがいもを良く食べるのよね?」 と聞かれて、「ううん、それほど食べないわよ。多分、普通のドイツ人の家庭でも」と答えたのですが、
先日、こんなデータを見つけました。
「EU諸国における国別一人当たりのじゃがいもの消費量」
statistaサイトから 2016年のデータです。
EU28カ国(2019年2月現在は28カ国)の中では ラトビアが一番消費量が多く一人当たり年間117kg。
EU全体の平均は70kgで ドイツはEUの中ではなんと 15位!
28カ国中15位ですよ! 平均以下の61kgしかドイツの人はじゃがいもを食べていないんです。
7位のベルギーは フライド・ポテトの国だから、かな?
イタリアはさすがに ピザやパスタがあると じゃがいもはそれほど食べないからかな?
・・って これらは偏見かもしれないですが。
ドイツでの食事の献立の立て方は
- メインディッシュ
- 付け合わせ1・炭水化物(大抵じゃがいも、パスタ、ライスのうちの一つ)
- 付け合わせ2・野菜
です。
例えば 日本のコロッケにあたる「Kroketten」(クロケッテン)クロケットは じゃがいもなので つけ合わせ1にあたります。
クロケットがあれば ライスはつきません。 (写真のプレートの左側にあるのがクロケット)
ところがライスが献立に入ると じゃがいもが献立には入りません。(まあ、最近はドイツでも実に様々な料理を食べられるようになったので 必ずしも伝統的な献立が守られている訳でもなさそうですが)
そして・・
夕食には パン! と言う家庭も多く
いえ、伝統的な夕食は かの「Kaltes Essen」(冷たい食事)で
パンにハムやチーズという、調理しないものを食べます。 (主婦は楽!)
そのせいか、パンの味にはうるさいドイツ人も多いような。
普通のランチでジャガイモとパンが一緒にお皿に乗る、って言う事はありません・・よ。(写真はとある野外博物館でのサービスの朝食)
コメント