キャベツはドイツ語で「Weißkohl」(ヴァイスコール、白いコール)と言いますが、そのドイツの硬いキャベツでロールキャベツを作った事を先日書きました。
キャベツのドイツ語、Kohlの別名
このWeißkohl、ドイツ語の別名を
- Weißkraut
- Weißkabis
- Kappes
- Kappus
- Kabis
- Kaps
- Kobis
- Kraut
とも呼ばれます。ヨーロッパで生産されるKohlの仲間の野菜の中で一番多く収穫されているそうです。
そうだろうな・・時期になる(秋)とキャベツがとても安く手に入ります!
ザウアークラウトは有名ですね
ところで、キャベツの別名、Kraut、は「クラウト」と読みます。そう、「ザウアークラウト」はSauerkraut。sauer=酸っぱい、Kraut=キャベツです。「酸っぱいキャベツ」という意味です。
ドイツの食べ物と言えば、「ザウアークラウト」をあげる方も多いですよね。確かに食べられていますが、家庭で作っているのは見た事がありません。私も作りません。
ザウアークラウトが食べたくなると、肉屋さんで新鮮なザウアークラウトを買ってきます。
ドイツに来たばかりの頃は、新鮮なザウアークラウトがどこで手にはいるのかわからず、でも、まさか肉屋とは思わなかったのです。(Reformhaus などでも入手可能です)
スーパーの缶詰や袋にはいった、長期保存できるザウアークラウトの売り場はすぐに見つかったのですが。
こういったザウアークラウトです。私はお肉屋さんで手にはいる新鮮なものが好きなのですが、日持ちしないのですよね。
キャベツの煮込みを作る
新鮮なザウアークラウトを買ってきて、コンソメや調味料と一緒に煮込むのも良いのですが、今回は前回の「ロールキャベツ」に使ったキャベツの残りを使って、煮込みを作りました。
ロールキャベツにする時に、キャベツを丸ごと鍋に入れて煮ているので、残りのキャベツも日持ちしません。
ですが、多少は(芯に近い方は外側ほど柔らかくなってませんが)火が通っているので、さすがのドイツの硬いキャベツと言えども、少しは柔らかくなっています。
- キャベツを千切りにします
- 鍋に油を入れてキャベツを少し炒めます
- 炒めたキャベツにコンソメと水、を入れて(キャベツ1kgに対し、500mlというレシピを見かますが、私は適当。かぶるほど入れません)蓋をして煮込みます。白ワインを入れても。
- 調味料には塩、胡椒。砂糖(少々)、そしてドイツ人はキャベツにはキャラウェイを入れる人が多いようですが、好みで。
- とにかくキャベツが好みの硬さになるまで中〜弱火で蓋をして煮込みます。最後は蓋を開けて、残った水分を飛ばします。
出来上がり!
私はしっかり煮込んだキャベツが好きなので、色が少々変わるくらい煮込みます。肉料理の付け合わせに。
そういえば、ロールキャベツも作った翌日くらいの、煮込んでキャベツが飴色になったものが美味しいですよ。
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