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【読書】「魔法のコンパス」お金の事、そして凝り固まった物の見方が変わるかもしれませんよ

読書
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2020年が始まりましたね。1月は毎年、なんだかワクワクしてしまうshirousagiです。

ここ10年くらい、世の中の変化が激しいなあ、と思っていますが、この変化についていけるためにも、頭を柔軟にしたい、保ちたい、と思います。

そんな新年の1冊目に読んだ本がこれ。西野亮廣さんが書かれた「魔法のコンパス」です。

私はドイツ暮らしが長いので、正直をいうと西野さんのことは知らなかったのです。が、西野さんの「革命のファンファーレ」が出版された時に、SNSでこの本の事を話題にしていた人が多くいて、それ以来、名前だけは存じ上げていました。

どうやら面白い本らしい、ときいてはいたものの、特に自分から買って読もう!とまではいかなかったのです。この「魔法のコンパス」、すでに2冊目の「新・魔法のコンパス」が出版されていますが、2016年出版の1冊目の方がKindle Unlimitedに入っているのをみて、早速読んでみました。(残念ながらこれを書いている現在はUnlimitedに入っていません)

出版されてすぐにベストセラーとなったようで、すでに読まれた方も多いかと思います。

読み始めて・・・良い意味で裏切られました!もっと早く読めばよかったかな?と。本当に、読みやすく、かつ面白く、そういえば・・そうよね!と感心させられる内容です。

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一つ一つの話が短いので、気楽に読めます!

まず、目次をみて、「へえ・・面白そう!」そして、一つ一つの話が長すぎないので、とても読みやすく、理解しやすいのも良い点です。

一つの章が長すぎると、途中で中断して(しざるを得ない事も)戻ってきた時に、何について読んでいるのかわからなくなった、とか、その読書の世界に戻るのに時間がかかって、興味が薄れた、という事があるのですが、これくらいの長さの話だと、中断は一つの話を読み終えてからできるので、続きに戻りやすい、という、まあ、読書好きの人からするとどうでも良い事かもしれませんが、雑用に追われる人間にはありがたい面もありました。

お金の話は本当に大事だと思うし、現代はお金を稼ぐという事も30年くらい前とは変わっている

お金の話となると、今でも「お金なんて汚い!」と思う人がいるのでしょうか?色々なところでそういう話を耳にするのですが、大事な事だと思っています。

ただ、大事だけではなくて、ひと昔前とは違った、お金の稼ぎ方、生活に必要なお金、そして、やりたい事や事業をするためのお金(資金ですね)の集め方も多様になりましたね。

私の世代(50代)また、その上の世代の方はこの点をしっかり勉強しておくべきだと思います。その点で、この本に書かれていた事、クラウドファンディングなど、良く研究するべきですね。

昔のモノサシでこの世を見る前に、シニア世代の方にも、読んで、変化の激しいこの世についていって欲しい

この著書はこれからの未来を担う若い人たち向けに書かれた本だと思います。

この本を参考に、自分のしたい事をどうやってするのか、お金はどうやって稼げば良いか、など考えて、行動する際の一つのあり方として、人生の助けにしていくと良いのだと思います。

が、人生の大半を終えたシニア世代の人にも読んで欲しいな、と思っています。

以前、「年下からもしっかり学ぶ」人でありたい、といった事を書いたのですが、西野さんのこの著書にも

基本的に僕は年下を尊敬している。
アイツらときたら、今の僕を見て、「これはやめておこう」「これはマネしよう」と取捨選択して生きているわけだから、いつの時代も若い奴はすごいよ」

と、書かれています。

だからといって、年寄りを「老害だ」と追い出せ!というわけでは全くありません。

ただ、まだ現役で、これまですでに色々活躍してきた人が、「だから自分は正しい!」と自分の考えを押し付けたり、自分の栄光物語ばかり話すのはどうか、と思うのです。

そういうシチュエーションを最近よく目にするので、つい、今回も書きましたが。

どうしても人生経験を多く積んでいるが故に、そして、これまでそのやり方で成功した、という経験があると、同じやり方、同じ考え方で通そうとしてしまいますが、考え方が凝り固まって一辺倒になりやすいシニア世代の方にも、この本を読んで、「こんな考え方もあるんだ」と思って欲しいです。

西野さんの奇抜なアイデア、型破りな実例はマネは出来ないかもしれませんが、物の見方の参考になるのではないでしょうか?

  • 学校の先生の条件・・先生は発声の勉強もすべき
  • 子供向け商品・・子供騙しではなく
  • 授業中のスマホの利用・・利用の仕方を考えて利用

など、私も考えていた事なので、もっと多くの人がこれらの事の現状を変えてくれるといいなあ、と思っています。

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