日本の鉄道が時間に正確なのは、世界的にも有名にもなってきたこの頃ですね。もっとも正確すぎる気もしますが。
その点、ドイツ鉄道、Deutsche Bahn(ドイチェ・バーン)は時刻通りに走らない事で、もはや有名です。
このドイツ鉄道ですが、今年1月の利用者数は昨年の同時期に比べて、10.7%も増えて1100万人から1220万人になったそうです。
大きな理由は「長距離運賃にかかる消費税が下がったから」だとか。
ドイツの鉄道運賃にかかる消費税
去年12月までは鉄道運賃にかかる消費税は19%でした。(近距離のみ7%)
ところが今年、2020年1月から長距離でも鉄道運賃にかかる消費税は7%になりました。
19%だったのが、7%になったのです。この差は大きいですよね。このおかげで鉄道のチケットはほぼ10%値下がりしました。
より多くの列車、より良いサービス、従業員も増やす
鉄道利用者が増えたもう一つの理由は、列車を増やし、車掌などの数も増やし、サービスの向上に勤めているから、だそうです。
何しろ、日本のあの時間通りに走る列車に慣れている人間にとっては、時間通りに走らない事が当たり前のようなドイツ鉄道。
より良いサービス、より多くの列車? そうなのかな???(期待しているけど)
ドイツ鉄道に乗ってアーヘン まで行ってきました
鉄道旅行は嫌いではない私、車で行くこともあるのですが、今日は列車でアーヘン まで出かけてきました。
チケットは自動販売機、アプリ、WEBサイトで
駅に行くと自動販売機でチケットを買うこともできるし、窓口で買うこともできますが、窓口は混んでいることも、駅によっては窓口がほとんど機能していないことも。
自動販売機は慣れていないと使い辛いかもしれません。
私はDBのアカウントを作っているので(年に2〜3回くらいしか利用しなくても・・・)アプリでチケット購入しています。
(DBのアプリ。 隣に入っているのが新幹線時刻表な私のスマホ)
と、言いたいところですが、アプリで買うより、実はDBのサイトから購入することが多いです。
理由は・・・たまに、アプリだと障害が出て、チケットが買えないことがある、から。PCから買う方が安心な気がするのです。
アプリで買う方が安いチケットがあれば(去年はありました)アプリから購入します。
チケットはアプリに入れています。ペーパーレスです。
確かに車内も綺麗になって利用しやすくなったDBですが
ではアーヘン まで列車の旅をします!
近距離の列車でもテーブルのついているものもあって、座り心地も悪くありません。
最近はどの列車も車内が綺麗!(DB車両比←日本の新幹線などと比べてはいけません)
列車内には次はどこに止まるか、などの案内モニターもあります。
(その昔は駅に止まっても、どこに止まったかのアナウンスすらなかったのに)
この列車のモニターだと、現在の時間、次の停車駅の名前、その駅に着くまでの時間(ここでは後2分とあります)その後に続く駅と到着時間が表示されています。
「あ〜〜なかなか便利になっている!」(ここ10年くらいは近距離列車にあまり乗っていないので、私にはこれが新鮮)
・・・と喜んで見ていたら、このモニター、
現在の時刻は正しく表示されていて、10:00というのに、
「9時53分に出発します」
と表示したまま、動かなくなっている・・・いえ、もう出発したし、その次の駅も到着してる・・・
この、なかなか便利な物を作っているのに、キチンと作動していない、のが「ドイツクオリティー」!
ちなみに、本日は列車移動中はとても良い天気に恵まれました。田舎道を走る列車、景色もなかなか良いです。ヤドリギがたくさん!
約90分ほどの列車の旅、アーヘンの中央駅に無事到着しました。しかも時刻通りです!
写真はアーヘンの中央駅(Hauptbahnhof)。
中央駅は歴史的な建物であることが多いですね!現在の駅舎は1905年に開業したそうです。
さあ〜〜これからアーヘンの街を散歩します!帰りにはアーヘン名物プリンテン(Printen)でも買って帰ろうかな?
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