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ドイツ・新型コロナウイルス感染者が出てからの変化(2020年3月)

ドイツってこんな国!?
この記事は約4分で読めます。

ついに・・・

ドイツでもここノルトライン=ヴェストファーレン州に新型コロナウイルスの感染者が出ました。

カーニバル騒ぎが終ろうとしていた2月25日に新型コロナウイルスの感染者がここノルトライン=ヴェストファーレン州でも出ました。

それからまだ1週間も経っていないのですが、ドイツの片隅に住む私個人の経験でも、周りでは一気に新型コロナパニックが起こっています。

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挨拶の握手をやめた人が出てきた

ドイツでは人に挨拶の時に握手をするのがマナー。

ですが、今週の木曜日の大人の生徒さん、これまではいつもにこやかに手を出して握手をしてきたのですが、この日から

「新型コロナウイルスの患者さんがこの近く(同じ州、ということですが)で出ましたよね。なので、しばらく握手はしないことにしました。ごめんなさい」

とのこと。

個人的には握手をするというのは少々負担だったので、握手をしない、という事実だけは嬉しいのですが・・・

早朝の通勤ラッシュ時の車の量が減った(気がする)

毎週、同時刻に同じ道路を車で走っています。(公共の乗り物はほぼ利用していません。不便なので)

同じく今週の木曜日早朝、いつものようにいつもの場所に向かって車を走らせましたが、渋滞が全くなし。駐車場もいつもの80%の混みよう。

外出したくない、という人が増えたようです。

スーパーでまとめ買いをする人が登場!

スーパーでまとめ買いをする人が出てきています。

まとめ買いはドイツ語で「Hamsterkauf」(ハムスターカオフ)。(複数形でHamsterkäufe・ハムスターコイフェ)直訳すれば「ハムスター買い」。

Hamster=ハムスター、Kauf=買い物です。本物のハムスターなら可愛いのですけどね。

ハムスターが食べ物を口にためるところからこう言われる様になったようです。

Shutterbug75によるPixabayからの画像
ハムスター

ネットスーパーの予約枠がすぐにいっぱいになる!

私個人的に困ったのはこれ。

かれこれ1年以上、食料品は主にネットスーパーで注文して届けてもらっています。

「ネットスーパー「Picnic」を使ってみました」
「続・ネットスーパー「Picnic」を使ってみました」

私の利用しているネットスーパーは、届けてもらいたい日の前日の夜10時まで予約を受け付けています。配達時間帯はすでに決められているので、「月曜日の12時がいいな〜〜」などといった細かい希望はかなえられませんが、「あなたのところへは、月曜日だと17時〜18時の間」といった枠があります。

毎週2回利用している私は、これまでは毎回、配達希望日の前日の午前中に注文していましたが、それで「この日の注文枠はもう空きがありません」という事はなかったのです。

なのに・・・

新型コロナの感染者がこの州で出てから、注文が殺到しているのか、すくなくとも希望日の2~3日前でないと配達予約が取れません(涙!)

この記事を書いている土曜日、すでに火曜日の配達分も締め切られています・・・

消毒用アルコール、消毒・除菌グッズが売り切れ

そうです、日本と同じ事が起こっています。

ドラッグストアの商品陳列棚・・・・売り切れです・・・

医者が使うマスク、消毒液が品薄

友人や知り合い、知り合いの知り合いに開業医の方が数名いるのですが、通常のようにマスクや消毒液を業者に注文しても、通常より配送に時間がかかる(品切れ)、通常注文している製品が売り切れていて、他のメーカーの物を注文しざるを得なくなったとか。

今のところはそれでもなんとか足りているようですが、医療現場でマスクと消毒液が不足すると・・・怖いですね。

すでにマスクの高額転売なども始まっているようです。

ここ1週間のドイツ、新型コロナウイルスの感染者が急増している現場からは以上です。

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