スイーツの大好きな皆様こんにちは!チョコレート大好きなshirousagiです。
今はチョコレート好き!ですが、実は子供の頃は嫌いでした。でも、チョコレート嫌いの私が子供の頃から食べていたメーカーのチョコレートがあります。
それは「Ritter Sport」。ドイツのチョコレートメーカーですが、今や世界100カ国で売られているチョコレートなのだそうです。でも、私が子供の頃は日本ではなかなか手に入りませんでした。
ですが、母親の親戚の方が働いていた会社の売店で割と手軽な値段で手に入ったようで、(いくらだったのかは知らない)たまにその親戚からもらったリッタースポーツのチョコ。
もしかしたらたまにもらって、しかも「ドイツからきたチョコだよ」と言われていたから喜んで食べて、美味しい!と思ったのかもしれません。
ドイツに来て、スーパーでリッタースポーツの板チョコを見た時は大感激!
あれからドイツでどれだけのリッタースポーツチョコレートを食べたことやら・・・なのです。
このメーカーのチョコレートについてはすでに何度かこのブログにも登場しています。
このRitter Sportが新しい製品をリリースしたのですが、この製品、「チョコレート」と名乗ってはいけないのですって!
え?なんで?
Ritter Sportの新しい製品は「Cacao y Nada」
そのリッタースポーツの新しい製品の名前は「Cacao y Nada」。スペイン語らしくて、カカオ(cacao)以外には何もはいっていない、といった意味だとか。
最近、ビターなチョコレートが結構人気になってきて、カカオ75%とかカカオ85%とか書かれたチョコレートをよく見かけます。
カカオ成分の多いチョコレートが注目を浴びているのだなあ、と思っていましたが、リッタースポーツの新製品は
「カカオ100%」!素晴らしい〜〜カカオだけで出来ているんですって!チョコレートの中のチョコレートとよんであげたい!
なのに、どうしてチョコレートと言ってはいけないの?
カカオ100%ということは砂糖が入っていない
チョコレートは
- カカオマス
- カカオバター
- 砂糖など
から出来ています。例えば、カカオマスとカカオバターの合計がチョコレートの75%を占めたものが「カカオ75%」のチョコレートなのだとか。
そして、2003年に制定されたドイツの「カカオやチョコレート製品に関する命令(Verordnung)」では
砂糖がはいっていないとチョコレートと言ってはいけないのですって。
そして、このリッタースポーツの新製品は「砂糖がはいっていない」のだとか。(100%カカオだものね)
砂糖の代わりにカカオジュース
チョコレートに砂糖が入っていないとなると・・・苦すぎないのか気になりますよね。
カカオ85%でも苦いな、と感じる人には苦いですよね。
で、このカカオ100%のチョコレートですが、砂糖の代わりにカカオの実から取れるジュースを使用しているのですって。これが甘いのだそうですよ。
砂糖の入っていないものは「チョコレート」とは言えない(ドイツでは)
というわけで、成分100%がカカオでできているチョコレートがRitter Sportの新製品の「Cacao y Nada」。
それもニカラグアにあるリッタースポーツ社の農園で採れるカカオから作っているのだとか。
カカオ好きにはこたえられませんね!カカオ100%!
なのに、チョコレートと名乗れないこの新製品。「Kakaofruchttafel」(カカオの実でできた板)と言おうか?などという声が。
チョコレート好きの私としては一度食べてみたいな〜〜現在は本店とオンライン販売のみで、売り切れのようですが。
実は他にもあるカカオ100%
ここで、「え?カカオ100%のチョコレート?食べたことあるよ!」と言う方もいらっしゃると思います。
あるんですよね、カカオ100%のチョコレート。あの私の好きなチョコレートメーカーLindt(リンツ)もカカオ100%というチョコレートを製造しています。(入手しにくいらしいです)
で、ドイツの規則だとこれらカカオ100%のものは「チョコレート」と呼べないのですって。ただ、あまり気にしていない人、メーカーがあるのも事実のよう。
砂糖がはいっていないって、嬉しくないですか?なのに、砂糖が入っていない、本物志向といえる!なのに
カカオ100%の製品は、砂糖がはいっていないからチョコレートと名乗れない
って、なんだかおかしな規則・・・・
ちなみに・・・「Cacao y Nada」の写真はアップできません(こちらにパッケージ写真があります)が、Ritter Sportで評判が高い、ニカラグアのカカオを使ったチョコがこれです。
61%なら甘いもの好きの、ビターは苦手な私でも食べられそうだな・・・
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