毎日、断捨離に励むshirousagiです。
断捨離といえば、提唱者のやましたひでこさんですね。
先日、やましたひでこさんの著書『「新しい自分」と生きるために 50歳からラクになる人生の断捨離』を読みました。
読んでいると頻繁に出てきた言葉、「自分軸」。
自分軸とは、他人軸(他人の意見など)に振り回されることなく、自分の信念を中心に、自分のしたいこと、自分の好きなことを知って、行動する、生きていくことですよね。
私は、「ドイツに行きたい!」と自分で思ってここまで来た人間。自分軸で生きているんだ、と思い込んでいました。
が、それは違っていました。片付けをしていて、自分軸では生きていなかったのだなあ、と実感したのです。
また、思考停止をしていたようです。
私が片付けを本格的にしよう!というきっかけになったのは
断捨離がブームになった頃から、不用品を処分することを始めていましたが、ある程度本格的に断捨離しよう!と思い立ったのは、寝室にあった家具を処分した時のことです。
2年以上前にうさぎ部屋を広くしよう!というのがきっかけで、寝室にあった家具を処分しました。
これは前に住んでいた人が引っ越して出ていく時に譲り受けた家具だったのです。
メーカー品のとても良い家具で、狭い寝室いっぱいにオーダーメイドで作られていました。
- 幅2mのダブルベッド
- ナイトテーブルが2つ
- ナイトテーブルの横に壁いっぱいの収納家具(屋根裏なので、高さはなかったのですが)
- 幅40cmくらいのチェスト
クローゼットだけは私たちの使っていたものを運び込みましたが、その他は前住人からのもの。
寝室の壁4方、全てに家具が置かれていました。ベッドも大きかったし。
でも、こんないいメーカーの家具、買うと高いから譲ってもらってよかった!
と、寝室が狭くて使いにくいのに、その壁いっぱいの家具を使っていたのです。
その譲りうけた家具を全て処分したら・・・生活には困らないし、家が広々!
それまでは「家の中はこうあるべき」で購入した家具
寝室の譲り受けた家具たちは、自分の好みではなく、「寝室はこうしたいな」というアイディアがあったわけでもなかったのです。
ただ、寝室にはベッドを置かなければならない、ナイトテーブルを置かなければならない、それが当たり前なんだ、と思っていたところで、
「よかったら使って」と言われて、家具を譲ってもらっただけ。
他にも、バスルームにあった棚。特に好みではなかったのに、バスルームでは色々小物が必要だから、棚があった方がいいだろう、と。
リビングの本棚も、その当時は樫の木でできた家具が流行っていたので、樫の木の家具の様な色の家具を選んだだけ。(本物の樫の木の家具はお値段が高いので、色だけ)
よく考えると、「こんなお部屋に住みたいな」と思って家作りをしたわけではなかったのです。
片付けをしながら見えてきた、自分が過ごしたい理想(に近い)家
寝室の家具を処分する際に、大量のものを処分しました。
何しろ、いただいた寝室の家具は収納力があったので、不用品も収納していたのです。その家具をごっそり処分したので、中に入っていたものも手放さなけらばならなかったのです。
これが良い経験で、収納家具がなければ、モノを減らせるかも!
と、家具からモノから、手放せるものを探す旅が始まりました。
そして、はたと気がつきました。
「やたらと捨てるモノを探すのもいいけれど、一体、私はどんな部屋、家に住みたいの?」と。
あの近藤麻理恵さんも、「まずは理想の部屋を思い浮かべる」と述べておられますよね。
私はこんまりさんの著書「人生がときめく片付けの魔法」を読んだ時、自分の好みはしっかりと決まっていて、理想の部屋の状態は頭の中にある、と思っていたのです!
ですが、まだまだ思考停止していて、自分の好みや考えがわかっていないのだな、と感じているこの頃。
だから、モノを捨てようかどうしようかと、長時間悩んだり、「これは必要」と思ったものを、翌日には「必要でないかも」と思ったりするのかな?
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