環境問題を考えてケチなので、食費をなるべく節約するべく、フードロスを出さないようにしています。
我が家でよく余るものといえば、パン。
スライスされたライ麦パンは、買ったらすぐ一部は冷凍保存。ライ麦パンって、種類のもよるけれど、パンに含まれている水分が結構多くて、放置しておくとすぐにカビが!
ところが、ドイツの気候とドイツ人好みのパン(要するに硬い)のおかげか、ブレートヒェン(Brötchen)と呼ばれれる小型パンは、結構長持ちするんです。
いえ、長持ちって、カビが生えない、ということでして・・・
買った時に入れてもらう紙袋なんかにいれたまま、うっかり放置しておくと、その小型パンはすぐにカチカチ!に
すると食べたくなくなるんですよね。でも捨てるのはもったいない!
カビは生えていないし、腐ってもいないのです。
そんな、「買ってから数日たった、とても硬くなったパンをどうやって使うか」が、ただいまの私の最大の関心事です。
ここでは、私が硬くなったパンをどうしているか、4つの方法を紹介します。
ゼンメルクネーデルを作る
最初は、オーストリア料理のゼンメルクネーデルを作る、です。
って、これ、私はこれまでに1回しか作ったことがないのですが。
パン粉にする
硬くなったパンが出ると、とりあえずパン粉にしよう!というくらい、よく作っています。
硬くなったパンをせっせとおろし金を使っておろす、か、フードプロセッサーにかける。それだけ。
作ったパン粉は袋に入れて、冷凍保存。
とても目が細かいパン粉になって、日本のパン粉とは違うモノだけど、ドイツのパン粉というと、こんな細かいパン粉。
スーパーで手に入る、安いパン粉があまり美味しくないので、自分で作ります。(パン屋さんで手に入るパン粉は美味しいと思うけど)
使い道は色々。先日焼いた「アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)」でも、古くなったパンをおろして作ったパン粉を使っています。
最近は「ミラノ風カツレツ」とか。和風のとんかつでなくて、洋風のカツにはこのパン粉がよく合う!
フレンチトーストにする
定番ですよね。特に硬くなった食パンを利用するフレンチトースト。
問題は、我が家の場合は「めちゃくちゃに硬くなった丸いパン」ということ。
卵液に短時間つけるだけでは、パンはトロッとならない!
しかも、丸い&パンの皮が硬い!(硬いのがドイツ人の好み)
なので、私は
- 卵液に長時間つけておく(一晩)
- 先にパンを柔らかくしてから卵液につける
の、どちらかの方法で作っています。
本日焼いた、フレンチトースト風。外側にチーズをのせて焼いたり、砂糖をまぶしてカラメル状にしたりしています。
見かけは悪いけど。
蒸したり、電子レンジにかけて柔らかくする
最後に、硬くなったパンを元のように柔らかくして食べる、という方法。
- 濡らしたキッチンペーパーでパンを包んで、電子レンジにかける
- パンに霧吹きで水分を吹き付けてから焼く
という方法。
どちらもパンが失った水分を戻してあげる、という方法ですよね。
ところが、
我が家では硬いパンが人気で、誰も食べなくなる頃には、パンがとても硬くなっているんです。
本当にめちゃくちゃ硬くて、水分を多少補ったくらいでは、元のように柔らかいパンにはならないの。
どなたか、めちゃくちゃ硬いパンを外側は硬く、中はふっくら、とさせる方法をご存知だったら、教えてください!
あ、ドイツのパンだから、もともとパサパサしているけれどね。
おまけ:今日は家にあった袋を使って、硬いパンを蒸してみました
本日のランチは硬いパンを利用したフレンチトースト風なものだったのですが、これを作る前に、パンを蒸しました。
実は、先日のキッチンの掃除で「蒸すための袋」を発見。なぜか大事に20年以上保管していたのです。びっくり。
2枚しかなかったので、1袋に1個のパンを入れ、2個のパンを蒸しましたよ。
こうして柔らかくなったパンで、本日はフレンチトースト。
そうそう、フレンチトーストって、ドイツ語だと「Arme Ritter」(アルメ・リッター)、「貧しい、哀れな騎士」というのですよ。
いえ、フレンチトーストが貧しい食事だとは思わないけれどね。
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