値上げが止まりません!
散歩がてら行く近所のディスカウントスーパー、ドイツらしくいい加減、というのもあるけれど、値上げラッシュで
店内に掲示してある価格が実際とは違う!
ということが頻繁に発生していて、もう、お店での買い物中、値札を見て安心できません(涙)
商品をレジに持っていて、バーコードをスキャンしてもらうまで、ハラハラドキドキ、スリル満点!
本日もコピー用紙1パック4.99ユーロと書いてあったのでレジに持って行ったら・・・
・・・5.99ユーロだった!(いっそ、価格チェック用のバーコード読み取り機を設置して欲しい←大きなスーパーなら見かけるけれど、小さなディスカウント店にはない)
私の住んでいる、ドイツはNRW州では、去年9月と比較してこのようなものがこれだけ値上がりしたよ、というリストが発表されていたので紹介します。
今年2022年9月のインフレ率は10.1%だったのですって。はあ。
値上がりしたもの
ほとんどのものが値上がりしていますよね。少なくともエネルギー代が上がると、畑でも牧場でも工場でも事務所でも経費が上がって、製造、生産されるものなどコスト増。値上げが避けられない!
値上げ率はドイツでもNRW州の場合です。今年2022年9月の価格を1年前の2021年9月と比較したインフレ率です。
食料品・嗜好品
生きていくのに欠かせない食料品が値上げされているのが辛い!
- パン、穀物製品=21.7%
- 肉、肉製品=19.1%
- 魚介類=18.9%
- 乳製品、卵=30.1%
- 食用油脂=52.8%
- 果物=6.8%
- 野菜=14.5%(トマトは例外で10.3%値下げ)
- ノンアルコール飲料=13.1%
- アルコール飲料=8.1%
- タバコ=5%
肉やパンってドイツ人は大好きだから、これらが値上げされると本当に困る家庭は多いだろうなあ。
私が個人的にびっくり!なのは「乳製品」。
いつ生クリームが必要になっても良いように、ロングライフの生クリームを常備していたのだけれど、これが200mlでつい最近まで0.39ユーロくらいで買えたのよ。
なのに、今や安いPB品で0.99ユーロ!(約140円)
・・・ありえない〜もうクリームパスタ作れない。
牛乳だって、いつだったか、知り合いが農家から直接の美味しい牛乳を買ってきて「これ、1ユーロもしたけれど、美味しいでしょう?」と話していたのよ。
今や安いPBの脂肪分1.5%の牛乳ですら0.99ユーロ。そう、1ユーロよ。昨年は0.69とか、0.79ユーロだった気がする。
油脂は・・・あの侵略が始まってすぐにはひまわり油がスーパーの棚から消えた!(今はあります)
衣料品
- 男性衣料・靴=2.8%
- 女性衣料・靴=2.1%
これくらいのインフレ率なら許す。しばらく服を買っていないなあ。
住宅、エネルギー代
- 家賃(+Nebenkosten管理費、諸経費)=1.6%
- 家賃(家賃だけ)=1.5%
- 管理費など(Nebenkosten)=2.0%
- 電気代=34.8%
- ガス代=73.6%
- 暖房油=82.3%
- 地域熱(暖房・Fernwärme)=36.8%
ガス代・電気代のインフレ率、ひどいですよね。全ドイツ住民が次に来るガス代の請求書を怖がっていると思うわ。
大学生の息子が住んでいるボロいアパートも家賃値上げしたぞ!
ガソリン
- ディーゼル=42.8%
- ガソリン=21.5%
その昔はディーセルって安いなあ、私もディーゼルの車にしたいなあ、と思っていたくらいなのに、今は1リットルあたり、ガソリンよりディーゼルの方が高い!
ガソリンも高くて、もう週末にお出かけ〜って頻繁には出来ない!
家具・家電
- 家具、家電、道具など=8.0%(テレビは9.5%値下げ)
テレビのお値段が下がっているというのがなんとも。必要ないのに。だからか?(ネットでテレビは見れる。映画ファンでない私は、PCとかタブレットで充分満足している)
コミュニケーション、旅行、保険
- 電話・通信=マイナス1.5%
- パック旅行=10.4%
- 宿泊施設=5.8%
- 宿泊施設サービス=9.3%
- 保険=1.0%
通信費、私のモバイル通信費は格安SIMだけど、2年前からさらに格安の料金プランに変更したなあ。
旅行関係は値上げされている、とはいってもガス代ほどひどくない!
この冬は暖かいリゾート地に旅行、がドイツのトレンドのようですよ。私も行きたいな〜家を留守するわけにはいかないし、仕事があるから南の島なんぞ行けない。(リモート出来ない)
にほんブログ村
応援クリックをありがとうございます!
コメント