2020年に始まったコロナ禍で、一気にドイツ語圏以外にも知られるようになったドイツ語「ハムスター買い」とドイツ語化した英語「ロックダウン」。
あまりにもこの2つの単語を使い過ぎたのか?まだまだ「ハムスター買い」と「ロックダウン」は続いています。
・・・別の意味で。
ハムスター買い(Hamsterkauf)、再び!
ハムスター買いとは買い溜めの事です。
コロナ禍が始まった直後、トイレットペーパーなどの買い溜めをする人がいて、大変でした。
今年に入って、ひまわり油や小麦粉の買い溜めをする人がいて、一時はどのスーパーに行ってもこの2つが手に入りませんでした。
今はどちらも簡単に手に入ります。お値段は高くなってしまいましたが。
そして、これからやってくる冬は、ガスや電気エネルギーが不足する、と言われています。

ドイツの多くの暖房がガスエネルギーによるものだし、
ガスはロシアに頼っているからなあ
で、この冬のガス不足を懸念して、暖炉用の薪(Brennholz)のハムスター買いが始まっているのですって。
ホームセンターでは、暖炉用の薪が売り切れてしまって、「もう今年は在庫がありません!」というお店もあるらしいですよ。

暖炉って、冬に使うのに、もう薪を買いだめしていて、
薪のお値段も上昇中らしいわ
ロックダウン(Lockdown)が始まってリモートワーク?
コロナ禍が始まった頃のドイツは、他のヨーロッパ諸国より緩い規則で、Ausgangssperreとドイツ語で呼ばれていました。
が、同年の秋からは「ロックダウン」!
いやもう、あの2020年の秋冬からのロックダウンの長かったこと!
そして、その時に、英語の「ロックダウン」もドイツ人の間で使われるようになりました。
お店や学校なども閉鎖されてしまったあの時。
この冬もロックダウンしようって言われているんですって。
でもそれはエネルギーのロックダウン。
でもって、「リモートワークにしよう」だそうですよ。

オフィスの建物の暖房に使うエネルギーの節約、と言うわけね。
いや〜もう「ロックダウン」って言葉、聞き飽きたわ・・・
外出は自由になっている、とはいえ、このままだと、冬のドイツの街は夜はとても暗くなりそう。だったら家に篭っておこうかな。

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