卯年の到来を前に「うさぎは飼うな!」シリーズ5回目です。
今回はウサギを飼うのに絶対に必要な「食事・トイレ・定期検診」にかかる費用を紹介します。
来年2023年はウサギ年。可愛いうさぎを毎日眺めたい気持ちはとてもよくわかりますが、うさぎを飼うのは決して簡単ではありません。
うさぎを飼いたいな〜と思ったら、まずは本当にうさぎを飼えるのか、じっくり考えてから飼うことにするか、飼わないことにするか決めてください!
うさぎの飼育費用はいくら?〜ドイツの我が家の場合
私はドイツ在住なので、日本で一般的に行われているうさぎの飼い方と少々違う点があるのですが、うさぎ1匹の生涯に必要な金額はほぼ同じです。
アプリで出た約300ユーロの内訳は
ところで、先日、家計簿アプリを紹介した時に、「2021年にうさぎにかかった費用」が281.95ユーロと出ました。
ここで、「年間でたった300ユーロ程度(約45,000円)の出費ですむの?安いじゃん」と思われた方、ちょっと待ってください!我が家のうさぎ事情は
- うさぎを飼うのに必要なものはすでにほとんど揃っている
- 2021年はうさぎが全く病気をしなかった
- シニアなうさぎなので、遊び道具が壊されなかった(あまり買い替えていない)
- メインの食事は野菜で、野菜のための出費はここに含まれていない
家計簿アプリに登録してある281.95ユーロは
- 牧草
- トイレに使うオガクズと藁
- 牧草ハウスとボールのおもちゃ
- 病院の検査代、予防接種代
これだけです。
このうち、予防接種を含む病院代が130ユーロ、残りが通販で買っている牧草やおもちゃなどです。
うさぎの食事代

うさぎの食事代にはどの程度費用がかかっているのか。
我が家のうさぎさんはメインが野菜なので多くの方の参考にはならないかもしれませんが、1ヶ月に1匹でこれくらいの野菜をウサギのために買います。
- 葉付きの人参10束(約20€)
- コールラビ8個(人間が実を(我慢して?)食べるので、4個分の値段としても3€)
- ラディッシュ5束(うさぎが食べるのは葉っぱだけなので、2束分としても2€)
- ブロッコリー、ハーブなど(約5€)
これで月に30ユーロです。1日あたり野菜代が1ユーロ(約145円)としても年間で360ユーロ(約52,200円)。
この野菜代、我が家は安い方なのです。野菜の値段が上がる冬で庭なしだと、うさぎ1匹あたり2ユーロと言われています。

庭があって、うさぎの好物の笹やたんぽぽの葉などを集めてうさぎに与えているから、経済的に助かっているの
(特に笹は一年中葉っぱをつけているので便利)
2021年にウサギのために使った金額は
昨年2021年にうさぎのために使った金額は
- 食事(牧草、ハーブ、野菜)
- トイレなど消耗品(オガクズ、藁、おもちゃ)
- 病院(検査、予防接種)
この合計は約640ユーロです。これはうさぎを飼うための最低金額!

640ユーロというと、1ユーロ145円で計算しても92,800円。
ウサギの飼育費用〜日本の場合のデータ
「ドイツのうさぎの飼育にかかる費用は参考にならない」かもしれませんよね。
ここで、日本のデータを調べてみました。
日本のペット保険を扱っているアニコム損害保険株式会社のペットにかける年間支出調査によるとうさぎの年間支出の平均は88,410円なんだとか。(データはこちらから拝借)
上のデータの内訳がわからなかったので、うさぎを飼っている人の個人ブログをいくつか読んでみました。

「うさぎの飼育費用」のキーワードでググるといくつか出てきます
人によって、うさぎの飼育費用には差がありますが、年間で大体
- フード関係(ペレット、牧草など)4〜7万円
- トイレ関係(砂、シーツ)約1万円
- 病院(検査)7,000〜12,000円
合計約6〜9万円といったところです。
この金額、うさぎを飼うのに必要な最低金額だと思ってください!
うさぎを飼ってみたいな、と思ったら、
1年に最低8万円、うさぎさんのために出費できるか、よ〜く考えましょう!
うさぎが病気になったり、看護が必要になったり、暑い夏にエアコンを入れる必要が出てきたりすると、もっともっとお金が必要になるのです。
そして、忘れてはいけない初期費用!
そして・・・うさぎさんは物を破壊することもあるので、その修理代も!

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