和食が食事の保守的なドイツでも人気となって、もう20年位経った気がします。
特に人気なのは相変わらずお寿司ですね。もっともお寿司というより「Sushi」と書いた方がピッタリするような食べ物のことが多いです。
寿司に続いて人気なのはラーメン。
デュッセルドルフはドイツでも(ヨーロッパでも、かな?)「ラーメン激戦区」と呼ばれる位、ラーメン屋さんが多いのです。
知り合いのスペイン人も、一度一緒にラーメンを食べに行ったら、すっかり気に入ってしまったようで、1人でもラーメンを食べに行くようになりました。
こってりとした、豚骨スープなどは、大体が肉食なドイツ人には受け入れやすい気がします。
ボーフムの大学にラーメンが登場
その「ラーメン」、なんとボーフムの大学のカフェではラーメンが登場したのですって。
(その、ボーフム大学のカフェサイトニュースはこちら)
毎日調理されたラーメン(Ramen)を食べることができるのだとか。お味は・・・どうなのかな?
一度食べてみたいわね。
食べたことがある人がいらっしゃったら、味を教えてください!
保守的だったドイツの学食も国際色豊かな食事に
その昔、私が学生食堂に通っていた頃は、そこにはドイツ料理しかありませんでした。
私が通っていたフライブルクの大学の学食のランチは
- Eintopfと呼ばれるスープなどのひと皿(1鍋?)料理
- 定食が2種類
この3つからチョイス。Eintopf(アイントップフ)はドイツの家庭でもよく作られる
- グリーンピースのスープ
- レンズ豆のスープ
- チキンスープ
- ミルクライス(毎週金曜日はこれ)
などが日替わりで提供。
定食は
- メインの肉か魚
- 付け合わせのパスタやライス、じゃがいも
- 付け合わせの野菜料理
- デザート
どれもいかにもドイツな料理だったのです。
家庭ですら、ドイツ料理以外といえば、スパゲティー位だったかも。
現在の大学の学生食堂のランチ
大学によって違いますが、今はどの大学でも、色々バラエティー豊か、国際色豊か(と入っても、日本人の目には普通に見えると思う)になりました。
我が家には大学生の息子がいるので、学食のメニューはこれまでにも紹介したことがあります。
この大学のランチは
- ベジタブルな一品料理(一皿だけの料理)
- 定食(クラシック)=ドイツで定番の肉、炭水化物、野菜の3品揃った定食
- 定食(ベジタリアン)
- ピザ(日替わりで3種類位)
- Wok(「中華鍋」と呼ばれる料理)
さらにハンバーガーもあったのですが、コロナ禍以降、学食の職員不足からか?現在はハンバーガーの提供は中止されているとか。
どこも人手不足になったのね・・・
学生食堂で提供されたランチ
一番人気の「定食・クラシック」です。
- スウェーデン風ミートボール
- 温野菜(にんじん、ブロッコリー、カリフラワー)
- じゃがいも
この同じ日、同じ定食が、夕方近くになると付け合わせ不足に陥って、こんな組み合わせで提供されたとか。
- スウェーデン風ミートボール
- ライス
- ロマネスコ
こちらはピザ↓
マルゲリータ。美味しそうだな〜
こちらはWokと呼ばれるメニューから↓
広東風焼きそば(とメニュー表にあった)。
へぇ〜中華料理のレストランはドイツでもあちこちにあるけれど、学食でも焼きそばが出るのか。
食事が提供されている建物はここ↓
30年前の学食と比べてしまう私には、ピザがあるだけでも「今の学食ってすごい!」って思ってしまうわ。
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