最近、ドイツで加工食品を買うと、こんなマークがついていることがあります。
NUTRI-SCORE(栄養スコア)と言って、私たち消費者が簡単に健康的な食品がどれなのかわかるように表示してあるものなのです。
フランスで始まったNutri-Score
2016年にフランスで導入されたこれ、2020年にドイツでも議決されて同年11月から実施されています。
他のヨーロッパの国では
- ベルギー、スイス、ルクセンブルク、スペイン、オランダ
という国で実施されているのですって。
このNutri-Scoreの表示は義務ではありません。
Nutri-Scoreは5段階評価
この栄養スコアは「A」から「E」の5段階で栄養評価を表示しています。
評価の内容は
多い方が良いもの
- 食物繊維
- プロテイン
- 果物や野菜・ナッツ・菜種油、胡桃油、オリーブオイルが含まれているか
少ない方が良いもの
- カロリー
- 飽和脂肪酸
- 糖分
- 塩分
Nutri-Scoreの評価の仕方
食品に与えられる「栄養スコア」は
- 赤いカテゴリー(少ない方が良いもの)がどれだけ含まれているか、その量で多いほどたくさんのポイントが、0から10までのポイントが与えられます。
- 緑のカテゴリーの含有量により、0から5までのポイントが与えられます。多ければ0、少なければ5!(いかにもドイツ。数が少ない程よい)
- ①と②を計算した合計ポイントでスコアが決定。
どのような時にこのスコアを参考にすればいいの?
例えば・・・これ。
「ビスケットが欲しいな〜」と思った時、この3つともBahlsenのビスケットですが、上から
- ビスケット(スコアはE)
- ビスケット、甘さ控えめ(スコアはC)
- チョコクリーム入りビスケット(スコアはE)
どうしてもビスケットを食べたいのなら、真ん中の「甘さ控えめ」がスコア「C」で健康に良いよ〜これを買うと良いよ〜
というわけ。
チーズやハム、冷凍食品などにもついています
果物や野菜そのものにこの「栄養スコア」とつけても仕方ないけれど(みかんは果物が100%よ)
冷凍ピザとかだとお買い物の参考になりそうな表示ですね。
ピザって色々な種類があるでしょ。
NUTRI-SCOREを見て、比べて、
一番健康そうなのを買うといいわよね
ただいまの我が家にあるNUTRI-SCORE表示のある加工食品はこれ。
生ハムとチーズ。どちらも「D」です。カロリー高いものね。塩分も多いし。
冷凍食品のカレイのフライ。魚だからなのかな?フライなのに「A」だわ!
缶詰のラビオリ。「B」です。
アイキャッチ(一番上の写真)はドイツ版「TOFU」。さすがはTOFUね。「A」よ。
ドイツの民は太りすぎていて、動かない人が多いからね〜少しでも健康なものを食べるように政府も頑張っているのだけど・・・太り過ぎの人が多すぎる!
せめて、できるだけ体に良い、健康なものを食べようよ。
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