ドイツの食事と言えば・・・
じゃがいも、ソーセージですよね!
ソーセージやハムといった肉加工食品のないドイツって考えられない〜!!
そんなドイツの食生活なのに、先日、DGE(Deutsche Gesellschaft für Ernährung e. V. (DGE)、ドイツ栄養教会)が
「これからは成人で1日あたりのハムやソーセージの摂取量は10g以下にしましょう」と提案したのですって。
ドイツの夕食にハムは欠かせない!
ドイツの伝統的な夕食というのは、料理をせず、パンにハムやチーズを乗せて食べるという「カルテスエッセン」(Kaltes Essen・冷たい料理)です。
ということはですよ、黒パンにバターを塗って、その上に好みのものをのせて食べるのですが、ここはドイツよ、豚肉の国よ、ハムをのせて食べることが多いのです。
いや、ハム以外にもレバーペーストやソーセージ。それからチーズ。
ゆで卵になると、火を使わなくてはならない!
昨年の病院での食事。これは朝食だったけれど、これと同じような夕食。
すると、せめて一回の夕食にハム1枚は食べたいではないですか?
これまでのオススメのハム消費量
日本の食事ならハムなしにするのも簡単ですよね(違う?)
伝統的にハムやソーセージを食べてきたドイツ国民に対して、ドイツの栄養協会(DGE)がこれまで推奨してきたのは
ハムやソーセージは1週間に300〜600g
これが
ハムやソーセージは1日に10gまで
に変更されるのですってよ。(義務ではありません。あくまでオススメの量)
1週間に300gから600gということは
1日に約40gから80gだったのよ。
それが1日に10g!
なんて少ないの!
上の写真のハム(Kochschinken・ボイルハム)だと約30g。(ハム1枚50gくらいのものもある)
ハム一枚ですでに1日のハム摂取量の3倍!食べ過ぎだわ・・・
病気は肉が原因なのか?
最近、野菜や果物を食べましょう!とよく言われます。
もはや肉は健康と環境の敵扱い・・・
特に加工肉は体によくない、といいますよね。まあ、確かにあの塩辛くて、一体なにが追加されているのかわからないハムやソーセージが健康に良い、とは思えないけれど。
ベジタリアンやヴィーガンが人気ですね。野菜をたくさん食べる人に病気になる人が少ない。だからハムやソーセージも出来るだけ食べないようにしよう!
・・・という考えのもと、DGEが新しい「ハム・ソーセージの摂取目安量」を発表したのかも。
確かにソーセージをたくさん食べるのは控えたいけれど、それより
ドイツ人はもっと動くようにしたら病気になる人が減少するのではないの?
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