今年2023年5月から開始された49ユーロチケット(正式名称はDeutschlandticket・略してD-Ticket。
月額49ユーロでドイツ中の電車、バスといった公共交通に乗り放題のチケットです。(ICEなど特急列車、Flixtrainなどには乗れません)
サブスク方式(定期券)でのみ発売されているのですが、夏になり外出が増えたところで、私も6月分からこのチケットを購入しています。
普段は車移動の私。しかも切符代が高い&電車は時刻表通りに走らない、という事実にあまり公共交通を利用することはないのですが、1ヶ月49ユーロで乗り放題なら、この夏は使ってみよう!
というわけで、先週は久しぶりにドイツ鉄道(DB)の電車に乗りました。
公共交通での移動は疲れる、時間がかかるけれど、予想外に楽しかったのです。
いつの間にか列車が改良されていた
足の悪い私が感動したのはこれ。
ホームと列車のドアの間に隙間ができるって、よくありますよね。
電車からホームに降りるのに結構な距離があることもあって、足を怪我して以来、電車に乗るのが怖かったのです。
これまでは電車から降りる時に、ホームまでの距離があるのが怖くて、電車のドア横の手すりにつかまってゆっくり降りていたんです。
(ドアの前には乗ろうとする人がいっぱいいて恥ずかしいな〜)
ところが、久しぶりに電車に乗ってみると、びっくり。電車が駅に到着すると、なんとドアの前とホームの間に橋のようにプレートが出る!
このプレートがめちゃくちゃ嬉しい!
これで電車に乗る不安がなくなったわ
おそらく、これが導入されてからもう長いのだろうけれど、私がよく電車に乗っていた頃は、デュッセルドルフの駅で隙間のせいで怖い思いをしていました。
緑色のS-Bahnがある!
私の住んでいるNRW州・デュッセルドルフを走る電車のボディーカラーは赤と白が主だったのですが、どうやら2019年から徐々にライトグリーンのボディーの電車(S-Bahn・都市近郊鉄道)が走っているようなのです。
次回はこの緑色の電車に乗ってみたいなあ〜
フリーWiFiが使える
あたりまえでしょ?と行かないのがドイツよ。
だけど、National Express(NRW州でDBの依頼で走っているプライベート鉄道会社の車両)だとフリーWiFiがあって、快適に接続。
乗り物の中でフリーWiFiが使えると、旅行の情報を得るのに便利ですよね。
私は2018年にボンに行った時に初めてこの車両に乗りました。ドイツの鉄道がこんなに快適になっているのかとびっくり!
(私がよく鉄道を使っていた、30年くらい前は本当に汚い列車ばかりだった…)
良い点ばかりではないけれど、夏は楽しむ!
本日も「人手不足のため、この電車は走りません」を見かけたドイツ鉄道。
来週火曜日はストが予定されていたのですが、一応そのストは中止になりました。よかった〜
電車の運行も中止だけど、ストも中止よ、
さすがはDBなのかしらん??
(文句ばかり言うのはやめておこう…)
しかも夏休み中の今は、あちこちの鉄道路線が工事中。そのため代行バスへの乗り換えをしなくてはならないところも多くあります。
不便だな〜せっかく乗り放題チケットを持っているのに。
なのですが、夏休みです、時間に追われないので、「運行中止」の列車が出ようと、途中でバスに乗り換えることになろうと、ちょっとした旅を楽しみたいと思っています。
ドイチュラントチケット、解約を忘れずに!
この49ユーロチケット、ドイチュラントチケットですが、サブスク方式なので、「来月からは必要ないな〜」と思ったら忘れずに解約をしておかなければなりません。
解約はDBだと「Aboportal」から。(アプリを持っていても、Aboportalがおすすめだそうです)
私は秋までしか使わない予定。9月末でこのチケットを使うのをやめようと思ったら、9月10日までに解約手続きをするのを忘れないようにしなくては!(←私用のメモです)
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