ドイツといえば・・・
ビール!
ですよね。
ビールの消費量が減っているとはいえ、それは世界的にアルコール消費量が減っているから、という気もする、ビール大国(とは普段は言わないけど)ドイツに住むshirousagiです。
さて、ビールといえば、ビールの原料のホップ。ホップの収穫は夏なのですが、なんでも昨年に引き続き、今年もホップが不作なのですって。
も、もしかしてビールの危機?
ビールの原料、ホップ
ビールの原料となるホップ、ツル性の植物で、どうやら庭に鑑賞用に植える人も多いようで、我が家に庭にもあります。
我が家のホップは前住人が植えたもので、そのまま放置していました。
庭の緑として育てるには、手間がかからず(よく虫に葉っぱを喰われているけれど)秋になると枯れて、春になるとまた生えてきます。
私でも育てられる!(不作でも良いなら)
唯一手間がかかるのは、冬になったら枯れたホップの枝などをごっそりと切り取って捨てる作業をするくらいかな
調べてみたら、ホップの実のこの黄色い粉のような部分がビール醸造に使われるのですって。
我が家のホップにもちゃんとあったわ!ルプリンと言われる黄色い粉(つぶつぶ)。ビールができるかな?(我が家には大麦がない…)
世界でも1位のホップ生産量を誇るのはドイツだった
流石に「ビール大国」なだけあって?このホップの生産量、どうやらドイツが世界で最も多いようです。
続いてアメリカ。
ホップ栽培面積に至っては、ドイツとアメリカで世界の4分の3。ドイツのバイエルンのHallertau(ハラタウ)には17,000ヘクタールものホップ畑があり、世界一の広さなのですって。
やっぱりドイツはビールの国だったのか…
(ヱビスビールのサイトにもハラタウで栽培されたホップを使っているとあったわ)
今年はホップが不作らしい
そのホップなのですが、去年に続いて今年も不作、少なくとも豊作は望めないようです。残念。
なんでもホップにとって肝心の時期が大雨で寒く、その他の時期は暑くて乾燥しすぎ。
そうです、バイエルン地方もそうだったらしいけれど、ここドイツ西部も「乾季と雨季ができたのか?」と思うくらい
- めちゃくちゃ暑くて天気が良すぎ
- 毎日大雨が降って肌寒い
という日々がやってきていたのよ。極端すぎる!
お天気の良い期間は良すぎて、お天気が悪い期間は悪すぎた!
こんな極端な気候だと農作業も大変よね
あまりにも雨が多すぎたここNRW州は小麦も大被害を被っていました。
う〜ん、今年のビール醸造は大丈夫かな?
我が家のホップを寄付しようかしら!?
特にここデュッセルドルフの名物ビール「アルトビール」はホップをたくさん使うのだとか。ホップよ、がんばって育ってよ〜!(いや、もう今年の収穫は終わったけど)
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