いくら夏休みが終わってしまったと言っても、寒い日が続くドイツ西部にあるNRW州です。
雨が毎日のように降るので「ドイツにも梅雨があったのか!?」(しかも8月に)と疑問視さえしています。
7月中旬からのドイツ(特にここNRW州)ときたら、本当に異常に寒くて雨ばかり。
あまりにもお天気が悪いので、このブログでも何度かお天気について書きました。
ここまでお天気が悪いと、田舎に住む私の目に映るのは・・・農作物が不作という事実です。
麦の収穫時なのに
私が時々散歩に出かける畑は、今年は大麦、小麦が育っていました。
私は農家ではないし、大体、庭のお手入れも苦手な人間なので、あまり畑の作物についての知識がありせん。が、麦は大雨に弱いのですよね。
最近行くようになった畑の小麦、8月6日現在でまだ収穫されていません。
寒くて雨降りの多い日々が続いて、畑の小麦はこんな状態に。
上の写真の一部をアップしてみるとよくわかります。
全体的に色が黒っぽくて、よくみると茎や穂に黒いものが。カビの一種のようです。
小麦の穂は実っても垂れないのです。でも、この畑の小麦の穂はすっかり垂れ下がっている。
こうなると小麦の品質が落ちて、パンの材料としては売れず、家畜の餌にしかならないとか。
6月から7月の初めにかけてよく散歩した別の畑の小麦は、実のが早かったのか、大雨の被害を免れたようです。
日当たりが良い畑だったからかな?
こちらがその別の畑の小麦。まだそれほど大雨が降っていなかった7月8日。収穫の少し前です。
こちらもアップしてみると
小麦は黄金色で、穂は垂れていません。
7月20日ごろに散歩に行くと、すでに収穫された後でした。
美味しいパンになれる小麦粉になったかな?小麦が貴重な年になるかも、ね…
大雨や冷夏にも強い作物が育っていた
夏の雨にも負けない作物、それは、甘いもの大好きな庶民の味方(?)テンサイです。
砂糖の原料テンサイは冷夏で雨降りが続くような夏こそよく育つようですよ。
写真は8月5日。青々とした大きな葉っぱが生えていて、テンサイの実もぐんぐん育っているよう。
砂糖大根とも呼ばれるらしく、葉の下にある実が大根のよう。
この畑を散歩していたら、テンサイの実を美味しそうにかじっている犬に出会いました。
畑のテンサイを抜いてしまったのかな?それとも畑に抜かれた状態で転がっていたのかな?
大根のような、カブのようなテンサイの実を生でかじったら、どんな味なのかしらね。
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