あれほど保守的だったドイツの食卓も、最近は国際色豊かになってきました。
そして、ヴィーガンが流行っているおかげで、ドイツでも豆腐が珍しい食材ではなくなりました。
今や、私の利用しているネットスーパーでも豆腐が買えます。と言っても、日本のあの柔らかい豆腐ではなくて、硬い豆腐です。
どんなに混ぜても崩れないので、麻婆豆腐を作るのによく使っています。
この、ドイツのお豆腐（多分、欧米の一般的な豆腐はこれと同じだと思う←ご存じの方、教えてください）大抵
- ナチュラル（Naturというので、ナチュラルと訳す）
- スモーク（geräuchert）
この２種類があるのです。
いつもはナチュラルの方を使っているのですが、今回、初めてスモーク豆腐を買ってみました。
ドイツのスモーク豆腐
じゃん！買ってきました！（本当は注文して運んでもらった）
左は普通のドイツ版硬いお豆腐、右がスモーク豆腐のパッケージです。
中身はこちら
白いお豆腐がいつも買っているナチュラル。右がスモーク。スモークのお豆腐も一箱に2つ入っていたのに、好奇心が抑えられなくて、写真を撮る前にパックを開けてしまった（ちょっと残念）
白い豆腐は一箱に200gの豆腐が2個、スモークのは一箱に175gの豆腐が2個入っていて、それぞれ1.79ユーロでした。約260円かな。
厚揚げを思い出す外見
外見はちょっと厚揚げにも似ている茶色。
厚揚げ食べたいな〜何年食べてないかな？
いきなり厚揚げを思い出して、厚揚げが食べたくなってしまいましたが、厚揚げの味を思い出すと、このスモーク豆腐を食べた時にショックを受けると思うので、ここは脳内から厚揚げを取り除きます。
味を厚揚げと同じとイメージしてしまうと、がっかりして、スモーク豆腐を嫌いになりそうだから
しっかりと硬いスモーク豆腐
では、このスモーク豆腐、切ってみます！
なんと、いくらドイツ人が硬いものが好き、とはいえ、この豆腐は本当に硬い！
しっかりよく切れる包丁を使わないと切れない！
中も、ドイツの普通のお豆腐だとボソボソした感じで、空気が入っているものが多いのに、スモークの方はびっしりとしています。（と言っても、多少空気が入っているけれど）
色は、ちょっと茶色がかっています。（切口も厚揚げに似ているな〜←忘れろ！）
少し塩味がする
スモークの際に塩を使っているので、スモーク豆腐は少し塩味がします。
燻製にはブナの木を使っているとか。確かに匂う、香りがするけれど、それほど燻製の香りがぷんぷんするわけではないですね。私は全く気になりませんでした。
サラダとか、炒め物とか色々レシピはありましたが、今回は簡単にこれ。
はい、味噌汁です！
ドイツの普通の豆腐だと、ボソボソ感と味のなさ感で、味噌汁には入れる気にならないのです。
が、このスモーク豆腐だとちょっと塩味もついているので、味噌汁の具としてもいけます。
歯応えがあるので噛むのが好きでないと辛いかも、だけれどね。
塩味に硬いって、ドイツ人好み？
今度はトマトと一緒に炒めてみようかな？
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