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ドイツの学校も冷房を設置するべき?〜現実的でないHitzefrei(暑さ休暇)

ドイツってこんな国!?
この記事は約4分で読めます。

ドイツで一番早く夏休みを終了した、ここNRW州です。

shirousagi
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ドイツは16ある連邦州によって、夏休みの日程が違うの。(年によっても違う)

夏休みが終わったのは8月9日。8月も中旬から学校で授業が開始されたのですよ。

でも、8月って、まだまだ暑い!今年も先週は毎日のように最高気温30℃超え。

こんなに暑いと、勉強する気になれないですよね。(だから夏休みってあるはずではなかったの?)

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暑い日はHitzefrei(暑さ休暇)があるけれど

ドイツの学校には、あまりにも暑い日には「Hitzefrei」があることがあります。いえ、ありました。

ちょうど130年前に決まった規則。その時に決められたのは

午前10時に日陰の気温が25℃以上になった場合、授業を短くする

午前10時になると、校長先生が木陰の気温を測って、25℃以上だったらヒッツェフライ

暑いのを我慢して授業を受けるのではなく、帰宅します!

・・・って、130年前だったら可能よね。今の世の中、いきなり下校時間が早くなったら困ります。

Hitzefreiは徐々に減っていった

突然小学生を早く帰宅させてもらっても、核家族化、両親は共働き。(家に誰もいない)

その上、学校は全日制や学童の取り入れで、いわゆる給食を学校で食べる子供も少なくありません。

shirousagi
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30年くらい前は、ランチは学校の全ての授業を終えて、家に帰ってから食べるものだったの

なので、学校の方で給食の用意をしているのに、いきなり「今日は暑いから午後の授業はありません」といわれても、ねえ。作った給食はどうするのよ?

・・・というわけで、Hitzefrei(暑さ休暇)は時代にそぐわなくなり、実施される学校が少なくなったのですって。

わかるわ・・・急に子供が家に帰ってくることになっても、安全上困ります。

それに「暑さ休暇で授業なし!」って、だったら勉強はどうなるのかな?

ドイツの夏も暑くなったから冷房設置?

いくら冬が長いというドイツも、この頃は夏が暑い!

「ドイツって、夏の暑い日でも木陰に入れば涼しいわよね〜」だったのは、遥か彼方、昔話になってしまいました。

しかも、学校は8月には始まっている!(のはここNRW州と、いくつかの州だけだけど)

shirousagi
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8月って暑いわよね。

ドイツですら、最近は1年で一番暑いと言われるようになってきた!

そこで、子供たちの親をはじめ、学校関係者は冷房設置を要求しているのですって。(記事はこちら有料記事だけど

shirousagi
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少なくとも、これから建てられる学校の建物にはエアコンを入れよう、と考えられているそうよ。

「ドイツの建物には冷房はない」は徐々に昔話になるかも、ね。

環境問題を考えて、冷房設置反対も

我が家には移動式冷房がありますが・・・

冷房設置にかかる費用もだけど、エアコンを稼働させると電気代がかかります!おかげで今年は稼働させてない。

shirousagi
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このエネルギー危機が叫ばれている時に。電気代の値上げが怖い!

そして、環境に悪い!とエアコン設置には反対の学校もあるのですって。でも暑い!

ドイツの家屋は(ドイツに限らず、ヨーロッパの多くの家屋は)まるで魔法瓶のように外気温から室温が影響されないように保ってくれるので、

シャッターを設置!

せめてこれくらいはドイツの全学校で行って欲しいなあ〜

直射日光が当たると家の中ってめちゃくちゃ暑くなりますよね。せめてシャッターで日光を防いで欲しいなあ。

shirousagi
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日中でも夜中のような室内になるけどね。
後は換気の問題かな?

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