この記事をアップする2023年2月16日はカーニバルのメインイベント「バラの月曜日」の直前の木曜日です。
ということは本日は「Weiberfastnacht」と呼ばれる「女性のカーニバル」の日。
11月11日から始まっているカーニバルがいよいよ大詰めに近づいてきました!
今日から灰の水曜日である2月22日の前日まで
カーニバルで大騒ぎ!
大騒ぎのカーニバル・祝日ではないけれど、学校はお休みに
どうやら、いつの頃からか、日本では「仮装」といえば「ハロウィン」らしいですが、ドイツで仮装といえばカーニバル。
と言っても、ドイツ全国区のイベントではありません。
が、私が住んでいるここNRW州は「ドイツで一番カーニバルを騒ぐ地域」なのですよ。

全くの個人的意見だけど、このカーニバル期間はここから逃げたい!
(馬鹿騒ぎについていけない)
だけど、月曜日がお休みになるのは嬉しいわ(理由は何でも、休みは良いよね)
カーニバルは仮装

昨日、レッスンに来た小学1年生の男の子、右手には小さな黒い巾着袋、左手には義手。
そしておもちゃの望遠鏡まで持参していました。
黒い巾着袋の中はプラスチックの金貨、銀貨。これは・・・海賊!

「学校に(仮装の)コスチュームで行ったの?」
「そうだよ〜今週は仮装していいんだ〜!」
そういえば、これまでもカーニバルの1週間前あたりから、子供が仮装をしてレッスンにやってきていたなあ。
子供に人気のカーニバル仮装
では、ここで、私の個人的経験と偏見による、ドイツの子供がよくするカーニバルの仮装を紹介!
男の子の好きな仮装
昨日のレッスン生の「海賊」、これは何度も見ました。
それから、山賊、警察官、動物。
我が家の長男は「ハリーポッター」になったことも。このハリーポッター、今でもよく仮装されているのですって。

仮装用の安いメガネを買って、黒い布でマントを作っただけで変装出来たわ〜
女の子の好きな仮装
15年前くらいまでは、小学生の女の子だと可愛いドレスで「プリンセス」や「バレリーナ」が多かったような気がするけれど、最近、女の子でも可愛い、というより、カッコいい、が多い気がするのです。
私の周りの子だけかな?警官の仮装をした女の子もいたなあ。
魔法使い、魔女とか、以前ならインディアンとか。動物は女の子にも人気!

お姫様系だと「人魚姫」は、4年前にいたなあ。これ、スタイルがよくないと厳しいコスチュームよね(と、アラカンな私は思う)
ピエロもカーニバルの仮装でよく見かけます。これは典型的な仮装かな?大人に多い気もしますね。
インディアンの仮装はタブー?
ところで、数年前まではよく見られた「インディアン」の仮装。
これ、最近(って何年前からか忘れたけれど)タブーだという意見もよく耳にします。
理由は人種差別に繋がるからだとか。
(それでも、カーニバルの衣装を扱っているお店に行くと手に入るらしいです)
子供の頃って、鳥の羽を帽子に挿して「インディアン!」と遊んでいたことって、ありませんでしたか?
インディアンのあの民族衣装って、結構有名で、しかもなんだか面白そうで、だからカーニバルの仮装にインディアンに変装したい!と思う子供が多かったのは納得出来ていたけれど。
色々と繊細な問題があるから、仮装のテーマを考える時は気をつけなくちゃならないこの頃ですね。

そういう私も、カーニバル期間に友人宅に呼ばれて、変装せずに行くと
「あなたはアジア人に仮装しているのよね」とドイツ人に冗談で言われたけれど、
気分は良くなかったわ。
相手に悪気が全くないのはわかっているけどね

同じカーニバルでも、同じライン川流域でもドイツの南西部、アレマンネ人( Alemanne、アレマン人とも)の住んでいた地域のカーニバルでは、伝統的な衣装でのパレードも行われます。
一般の人々は自由な仮装を楽しんでいるけれど、こういう伝統的な衣装があるといいな〜これは文化だな〜と思うのですよね。
まあ、デュッセルドルフのカーニバルも伝統的な行事で、馬鹿騒ぎだけではないけれど。

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