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キッチンのレイアウトで考慮したこと

キッチン
この記事は約5分で読めます。

先日、片付けに必要なのは自分の性格でも片付いていられる「工夫」だということを書きました。

そして、我が家の、私の場合は、毎日料理をするので、キッチンの設計、キッチンの収納をどうするかがとても大事だと思うことを書きました。

我が家は2019年にやっとの思いでキッチンをリフォームしたのです。

それまではとても使いにくいキッチンで、料理をするのがとても苦痛でした。料理をすると後片付けも必要になりますよね。

その後片付けも苦痛で、それが原因でキッチンはいつもごちゃごちゃ。

しかも十分な広さのあったキッチンなのに、モノが片付かない!という

とても不満!なキッチンでした。

そのキッチンをリフォームするにあたって、色々考慮しました。

今回は私の苦手&嫌いなことに焦点をあてて、だからこういったキッチンにした、ということをお話します。

これまでもキッチンに関しては記事にしています。

キッチンのリフォームで考慮した6つのこと

キッチンのリフォームに際して、私が物を増やさないために考慮した事

私がこれは必要、これは不要と思ったキッチンの家電〜キッチンをコンパクトに

私がキッチングッズで手放した物、持たない物〜キッチンをコンパクトに・2

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キッチンは効率よくしたい

特に日本だと料理に時間とエネルギーを費やしている人が多いような気がします。その点は「食べ物は飢えがしのげればいい」程度しか食事に興味がない、ここドイツに住んでいると、自分も

料理には時間を費やしたくないなあ・・」と思ってしまいます。

(いえ、ちゃんとこの国にも料理大好きな人、料理がうまい人、美味しいご飯に何よりも価値を置く人もいますよ)

とはいえ、

人間は食べたもので出来ている!

毎回健康な食事を作ってもらえる、とかレストランで食べれる、とかならともかく、安く健康な食事をしようと思ったら、自分で作るしかありません。

となると、キッチンって毎日何時間も作業をする場です。大事ですよね。

このキッチンが使いやすいか、使いにくいかで人生のクオリティーが変わる!といっても過言ではない!ですよね。

家のレイアウトの定番、「動線」を考える

なぜか、これだけ家事が嫌い!なのに、小学校から高校まで、私の「家庭科」の成績はとても良かったのです。(今もって不思議)

で、今でも覚えているのはキッチンのレイアウトは動線を考えて作る、ということ。

学校でこのように習ったのを今でも覚えています。

 食品の保存場所(冷蔵庫)
  ↓
 シンク
  ↓
 調理スペース
  ↓
 コンロ
  ↓
 配膳スペース

ところが、ドイツで暮らすようになってびっくり。この動線を考えたレイアウトになっていない!と思われる物件ばかり。(偶然かな?)

特に「配膳スペース」がなかったところは多いです。って、この国の食事スタイルだと配膳スペース必要ないかも。

我が家のリフォーム前のキッチンはL字型でしたが、右から

シンク→調理スペース→(ここでコーナー)→コンロ→スペース→冷蔵庫

で、冷蔵庫の中のものを取り出すたびに走り回らなければならない、という苦痛。しかも、冷蔵庫からシンクまでの距離が2m以上。辛いわ・・・

コンロとシンクの場所は変えられない

ここで、いくら希望しても自分ではどうしようもない現実にも目を向けなければなりません・・・

私の場合は、リフォームにあまり予算がないので

水道とコンロ(ガス)の場所は変えられない

という事実。

シンクの場所を数センチずらす、ならともかく、水道やガスの配管のため、これまでシンクがあった場所をコンロにする、とかは無理。

どうしても設置したい大型の家電

さらに、効率よくするためにどうしても譲れない家電の位置です。

  • 食洗機=食器収納場所の近く
  • オーブン=コンロの下(定番)
  • 炊飯器、電子レンジ、フードプロセッサ=作業台に置きっぱなしにしたい

こうしてできたキッチンのレイアウト

こうしてできたキッチンのレイアウトです。100%理想ではないですが、満足しています。

キッチンのプラン

これは実際のキッチンではなく、PCで作られた完成予想図。冷蔵庫の横のワゴンはなくて、都合でゴミ箱となってます。

(このプランの印刷された紙を業者さんが施工時に使ったので、シワシワでごめんなさい!)

あまりしたくない動作

レイアウトに続いて、収納スペースをどのようなものにするか、ですが、その際は自分が苦手な動作を考慮しました。

それは・・・しゃがむこと

収納はなるべく引き出しスタイルに

足腰を痛めたことがあって、それ以来、しゃがむのが苦手です。

そこで、しゃがまなくても良いように、収納は引き出しにしました。

すると上からものを取れるのですよね。

何が入っているのか、一眼でわかるというのもとても便利です。

引き出し一段分、中が全て見渡せます。

====

こうして、プラン通りのキッチンができました!

最初に業者の人に希望を述べると、「こんなに狭くていいのですか?」と言われたけれど、

ドイツ人のように太っていないし、料理する時は大抵一人だし、調理中に歩き回らないですむので助かっています。

お子さんと一緒に調理、とかだとキッチンに広いスペースが欲しいかとも思いますが。

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